蝴蝶の夢

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2018年 01月 20日

コリダリス・フレクスオーサ・パープルリーフのふやし方


私の好きなコリダリス・フレクスオーサ・パープルリーフは、やっと無事に夏越しができるようになった。
夏越しがうまくいくと、今度は株を殖やしたくなる。知人からせっかく小さな株を分けてもらったのに活着に失敗したり、のびてきた根茎を育苗ポットに仕込んでも枯らせてしまったりして、うまく殖やすことには今まで成功していなかった。

今ある7号の朱温鉢の株は去年に6号鉢から株分けしたものだから、株分けはやはりこの山野草を殖やすための王道なのだろう。
ということで、6号鉢の縁まで繁茂してきた株の端の子株を少しだけ掘り取り、3個のスリットの育苗ポットに植え替えた。それは11月28日のこと。少しだけのつもりだったが、数えてみると、小さな株がそれぞれ3つか4つもある。
用土は裏菜園から持ってきた黒土に小粒の日光砂を配合したもの。元肥は仕込んでいない。それを室内の出窓に置いて、冬のあいだに育苗し、あわよくば花を咲かせようと目論んだ。

出窓は日照がよいので、晴れた日にはポットが温まる。夜になると窓から冷気が漂うが、外に置いておくよりもずっと暖かい。ハイポネックスの液肥や、有機肥料でつくった液肥、竹酢液や土着菌培養液などを潅注しながら大事に育苗してきた。
1月になると目に見えて茎葉がのび出したので、あるいはと思い、株元をよく見たら、1個のポットの株から小さな花芽が出ているのを発見。それが1月11日のことだった。その後、残りのポットの株にも花芽が出現し、花茎がのびてきている。こんなに早くから花が見られるとは予想していなかった。


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花茎のアップ

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花は咲かせてもタネをつくらない山野草だから、株分けしか方法はないのだろうか。
ネットで調べるかぎり、上手な殖やし方は見つからなかったし、家にある『育てる調べる山野草2525種』にも、殖やし方は記載されていなかった。それでも、子株を株分けするという方法で、確実に苗を殖やすことはできる。

この山野草は、不思議なことに茎から根茎(?)を出すし、株元からも根茎をたくさん這わせてくる。これが子株をつくるのである。去年はその根茎を仕込んだ育苗ポットを外に出して管理が不行き届きだったせいで、枯らせてしまった。失敗するとかえってやる気が湧いてくるから、今度は夏の休眠前にのびてきた根茎を育苗ポットに仕込んで、室内の出窓で管理してみることにする。夏には出窓に太陽光は射してこないが、休眠するはずだから、秋にはその根茎から芽が出てくるのではないかと思っているのだが。



# by 130atm | 2018-01-20 11:03 | 山野草 | Trackback | Comments(2)
2018年 01月 12日

徒長か


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拙庭のプランターでベビーリーフをつくっているが、この冬は寒く、育ちが芳しくない。数日に1回収穫しているが、食卓にのぼらない日のほうが多い。どうしたらいいか。
思いついたのは、セルトレイで育苗してみるということ。出窓なら暖かいし、セルトレイで育てたベビーリーフを収穫することもできるというから、試してみることにした。

セルトレイは72穴のもの。それをトレイに合わせてカットし、48穴にした。出芽までは少し日数がかかったけれど、そのうち胚軸がのびてきた。見た目には徒長である。やっと本葉がのぞいてきたが、これでは胚軸ごと倒れて、収拾がつかなくなりそうだ。だからといって、タネを播きなおしても、また胚軸が徒長するのは目に見えている。だから、このまま育苗していくことにした。

用土はただの黒土に籾殻燻炭を少し混ぜ込んだだけのもの。セルの中にペレットの有機肥料を仕込んでいる。
タネはアイスバーグレタスを2列、レッドマスタードを1列、グリーンマスタードを1列。マスタードはアブラナ科で虫がつきやすいから、裏菜園では播種をやめている。今の時期なら虫もいないので、播種の適期かもしれない。


# by 130atm | 2018-01-12 20:01 | 野菜 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 10日

Stjepan Hauser


ピアソラの名曲「Oblivion(忘却)」を何曲も聴いていたら、チェリストのHauserに遭遇した。
クロアチア出身のステファン・ハウザーは、スロベニア出身のルカ・スーリッチと組み、2CELLOSとしてデビューしている。






スロベニア出身のヴァイオリニスト、Lana Trotovsekと、J.S.バッハの「マタイ受難曲」の有名なアリア「憐れみたまえ、わが神よ」を共演した動画がつい最近投稿された。





# by 130atm | 2018-01-10 20:01 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 09日

こんなに肥料を?


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剪定したバラの枝から、赤い芽が出ている。
一昨年も去年も、バラは絶不調だった。うどん粉病には罹らなかったが、薬剤を噴霧していないので黒点病が蔓延し、これが毎年出るようになった。枝葉は繁茂せず、花も貧相だった。

ろくに肥料もやっていなかったから、バラがすねているのだろうと想像した。
芽が動きだす時期に施肥するのがふつうだが、今年はいちばん寒い時期に施肥してやろうと思い立った。赤い芽が出ているということは、少しは根の活性もあるにちがいない。
黒土に同量のペレットの有機肥料を混ぜ込み、希釈した竹酢液と土着菌培養液をたっぷり注いで混ぜた。しばらくすると、泥濘状だったものが固まってくる。ペレットが水分を吸収してしまうからだ。
それをバラの鉢の表面に分厚く敷き、また同じ液をかけておいた。これで肥料が足りないということはない。むしろ、こんなに施肥して大丈夫かというくらいだ。(写真はマルチを取った状態)

黒点病はどうするのか。
冬になった最初のうちは50倍希釈の竹酢液を数回噴霧して殺菌したが、今は竹酢液と土着菌培養液を300倍に希釈して展着剤を加え、噴霧している。できれば1週間に1回は噴霧していきたい。
これで黒点病は抑えられるのだろうか。以前には石灰硫黄合剤を塗っていたが、気休めにしかならなかった。薬剤を噴霧すると、初期には効果があっても、蔓延してからでは効かないという。黒点病は蔓延したが、なぜかうどんこ病は出なくなった。何か相関関係があるのだろうか。
病気は、株が弱っているから発生するという。強健になれば病気は出にくい。そのためには、たっぷりの有機肥料、根を活性化する竹酢液、そして土壌微生物の培養液を与えることしかできない。

去年はメネデールのバラ用液肥を潅注したが、これだけでは効果が不十分だった。今年はアルゴフラッシュを使ってみる。本格的に葉が展開するようになれば、竹酢液と土着菌培養液を500倍に希釈して、週1回は噴霧していくつもり。これで効果がなければ、お手上げだ。


# by 130atm | 2018-01-09 11:47 | バラ | Trackback | Comments(2)
2018年 01月 02日

新年のご挨拶


1日遅れましたが、新年おめでとうございます。
気持ちを新たに、今年は無理をしない範囲で本格的な体力増強を心がけていきたいと思っております。
元旦には仙台市の大崎八幡宮までウォーキングをして参拝。午後にはジョギングをして、まずはめでたいスタートを切ることができました。

私は古希を迎えましたが、年齢を重ねていくにしたがい、楽しいことは少なくなってきます。それでも、好奇心さえあれば、人並み以上に楽しい生活を送ることはできます。好奇心こそ、生きる源泉であると思います。
今年もおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。


# by 130atm | 2018-01-02 10:06 | その他 | Trackback | Comments(6)
2017年 12月 24日

狂い咲き?


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拙庭のバラに液肥をやっていたら、花壇の日本オキナグサが咲いていることに気づいた。
これは今年の5月11日にセルトレイに播種したもの。やや大きくなってから7株を花壇に定植したが、播種から7ヶ月少しで花を咲かせたことになる。こういうことは今までなかったように思う。今年播種したほかの株のひとつにもしっかりした蕾があるので、遠からずこれも咲きそうだ。去年播種して花壇に定植した6株には、まだ蕾も出ていない。

今年の冬は早くから寒かったので、休眠打破をしたのだろうか。施肥は控えていたし、土着菌培養液だってまめに潅注していたわけでもない。今から花を咲かせてどうする。


# by 130atm | 2017-12-24 13:52 | 山野草 | Trackback | Comments(6)
2017年 12月 13日

グリーンクリスピー


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ベビーリーフとして栽培しているグリーンクリスピーは、密植しているために大きくならない。
どの程度の株間をとれば適当な大きさになるのか、タネ播きした回数が少ないのではっきりとは断定できないが、4センチは必要なのではないだろうか。

グリーンクリスピーのポット苗の1株を7号の丸いプラ鉢に植えて出窓に置き、様子を見ることにした。これは11月17日のこと。
株の下と周囲に、ペレットの有機肥料を仕込んでいる。鉢上げしてから1ヶ月に近い。株の横幅は25センチ。株も葉も大きくなってきたが、サラノバレタスのグリーンクリスピーと違って,葉が密でない。似たようなフリルレタスにハンサムグリーンというものがあるけれど、それとも違うようだ。葉がまばらというか、1枚1枚の葉が大きいというか、やはり別物なのだろう。
この段階で収穫しても、サラダ用のレタスにはなる。家人から「これは食べないの?」と訊かれたが、これは食べずにトウ立ちするまで観察していく。観賞用というわけではないが、日々の生長を見ていくのも悪くない。

潅水は土着菌培養液を薄めたもの。時折竹酢液と混合して潅注している。この土着菌培養液は本当に効果があるのだろうかと思うときがあるが、厳密に比較してみたことがないので何とも言えない。トンデモ本にあるように、とんでもなく巨大になったり、何かビックリするような育ち方をしたりすればおもしろいと思うが、きっとそんなことはないだろう。

『現代農業』を読んでいたら、「ミドリの放線菌」といわれるトリコデルマ菌の微生物資材が商品化されていた。悪玉菌であるフザリウムなどの働きを抑えるという。培養液をつくるための土着菌ごはんにも、緑色のトリコデルマ菌らしいものが繁殖していたはず。土着菌培養液にもそれが含まれているとすれば、病気の予防や生長促進に効果があると思っているのだが。


# by 130atm | 2017-12-13 13:13 | 野菜 | Trackback | Comments(2)
2017年 12月 01日

温かくして走ろう


11月は、ジョギングのできた日は17日だけだった。13日はずるけていたことになる。天候にもよるし、意欲が湧かないということもあった。目標を設定していたわけではないけれど、これではいけない。
トータルの走行距離は92.5キロ。12月の目標は、距離ではなく、走る日数を25日に設定することにした。できれば150キロ走りたいが、これはかなりきつい。

寒い季節に問題になるのは、アンダーシャツである。保温と吸湿性にすぐれていないと、風邪をひきかねない。
ちゃんとした冬用のアンダーシャツは持っていなかったのでネット通販で購入した。ところが、これが汗を吸わない。吸湿性を謳っていたが、嘘っぱちだった。出た汗が冷たくなって、危うく風邪をひきそうになった。
そこで別のところから2000円もするものを購入したが、これを手に取るなり、失敗したと思った。着用すると冷たいし、走っていると、吸った汗で生地が肌にべったりとひっついて、不快きわまりなかった。謳い文句は嘘ではないのだろうが、これはもう使用できない。
これらは知られていないメーカーのもので、ネットの写真では生地がどんなものか確認できないし、むろん肌触りなど分かりようもない。有名メーカーのアンダーシャツは5000円もするので、そんな高価なものは買えない。そこで、ロングスリーブのランニングシャツをアンダーシャツ代わりにして走ったら、こちらのほうがずっと快適だった。

アンダーシャツは、手にとって確認できなければ買うものではない。
ということで、クルマを走らせ、大きなスポーツ用品店に行った。
そこには、たくさん種類があるわけではなかったけれど、肌触りのよい、発熱する生地で吸湿性のあるものがあった。1着3999円だが、2枚買うと5999円だという。
それを色ちがいで2枚買い、早速着用して6キロを走ってみた。気温は6℃。弱い風が吹いている。
走っていると、確かに温かい気がする。汗を吸った生地が肌にぴったりくっついているけれど、不快な感じはなかった。これで何とか寒い冬を乗り切ることができそうだ。

今までは薄手のウィンドブレーカーを着ていたが、ここまで気温が低下してくると、中厚手のものを着用して走ることになる。手袋も薄手の軍手からフリースの手袋に変えた。
12月の長期予報では、平年よりも寒い日が多くなるという。今も年末から年始にかけての気温だというが、北海道に比べたらずっと暖かいのである。雪が積もったり路面が凍結したりすれば走るのも危険だが、仙台ではめったにそういうことはない。

以前は心房細動不整脈や下肢静脈瘤でウォーキングもままならなかった。それが今では、ゆっくりではあるが、途中でへたばることなく走り切ることができるようになった。ありがたいことだと思っている。


# by 130atm | 2017-12-01 22:14 | 日常雑感 | Trackback | Comments(4)
2017年 11月 27日

落葉堆肥をおもしろがる


裏菜園の中央枠で落葉堆肥をつくっている。仕込んだのは11月8日。
落葉は桜とケヤキ。米ぬか15キロ、大袋の籾殻を投入。落葉はカラカラに乾いていたので、何と64リットルもの希釈した土着菌培養液を散布している。落葉と土を3層に重ねていて、1週間経過したら全体を切り返す。その後は1ヶ月に1回切り返しをしていく。

米ぬかは精米したばかりの新鮮なもので、塊になっていないから落葉にムラ無く行き渡った。そこに籾殻を混ぜ込むと、適度な隙間ができる。

この落葉堆肥をおもしろがるにはどうしたらいいか。
それには、堆肥の温度を毎日チェックして一喜一憂するのがいい。中央部分ほど温度が高いだろうと思うが、温度計を挿し込めるのは周辺部。順調に発酵すれば50~60℃になるというが、今までそんなに高温になったことはない。発酵して温度が上昇していることを確認できるだけでいいと思っていた。
驚いたことに、仕込んだ翌日の朝には17℃になっていて、その翌朝にはもう31℃に上がっていた。その後の様子はグラフの通り。


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最初の切り返し前には温度が低下してきた。1回目の切り返しをしたのは11月16日。発酵にムラがあり、葉に米ぬかがついたままのところや白い菌で覆われている部分があった。落葉は概ね乾燥していたので、塊をほぐしたり、希釈した土着菌培養液を散布したりしながらの作業になった。たった1枠だけなのに、2時間半もかかった。
切り返し後は20℃をわずかに上回る温度で推移すると思われたが、毎日1℃ずつ低下してくるではないか。気温が氷点下になる日もあるから、このままさらに低下していくのだろう。

これから月1回は切り返す。再び温度が上昇することはもう望めない。落葉堆肥は仕込んだ方法と場所によって温度の推移は一様ではないが、温度が高く推移すれば落葉の分解も早く進む。わが裏菜園では、まあこんなものだろう。


# by 130atm | 2017-11-27 08:47 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(4)
2017年 11月 24日

カズオ・イシグロの世界


以前の話になる。
今年のお盆の墓参りに帰省したとき、道々にイヤというほど、前法務大臣のポスターが貼られていた。
悪名高い「テロ等準備罪」や「共謀罪」の審議中、野党質問に対し、まともな受け答えができず、認知症が疑われるほどしどろもどろの答弁を繰り返した前法務大臣である。
旦那寺から毎月送られてくる通信に、あの人を国会に送り出したのは私たちだったと、悔恨の情をにじませた住職の文章がのっていた。

この前法務大臣の発言を報道しつづけてきたTBSのジャーナリストが、衆議院選の選挙運動期間中にこの前大臣の選挙演説会をはるばる秋田まで取材に来て、インタビューを試みた。
前法務大臣は、「私の発言は、終始一貫しておった」と答えたのだった。
この前法務大臣は、二階幹事長や菅官房長官が地元入りして応援してくれたおかげだろうか、またしても当選してしまったのである。


憲法学者の長谷部恭男氏が、『世界』(12月号)に、「人としていかに生きるか カズオ・イシグロの世界」を寄稿している。
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの代表作である『日の名残り』が、「第二次世界大戦後のイギリスの田園地帯にある邸宅を舞台にした作品で、そこで働く執事の回想を通して失われつつある伝統を描」いたと一般的に紹介されていることに対し、軽い驚きにおそわれたという。
文学にも造詣の深い氏は、その違和感から、憲法学者と文学の視点よりさらに高いところで、カズオ・イシグロの描こうとしたものをより深く読み解こうとしたのだろう。(私はもちろんカズオ・イシグロの作品は読んでいない)

主人公の執事、スティーヴンズの主人、ダーリントン卿は、対ナチ融和政策に加担したアマチュア政治家として、世の指弾を浴びた人物だった。この主人公は、外交を道楽とするつまらぬ主人に真摯に仕えることが宿命だったのである。しかし、その生き方でよかったのか、疑念にさいなまれている。

人がまず関心を持つのは、自分自身の人生であり、日々の暮らしである。国際関係はもとより、国家全体にかかわる国内政治の問題も、わざわざ知識を積み、情報を確認し、熟慮をへて「強い意見」を固めるべく、時間やコストをかけるほどのことではない。ここには、庶民としての偽りのないまごころが示されている。政治にかかわることは、それに強い関心を抱き、エネルギーを注ごうとする少数者に任せていれば足りる。
スティーヴンズにとっては、自分がこれと見定めた主人に誠心誠意仕えることこそ、彼の人生の核心であった。もともと、「民主国家」の一般市民の大多数は、政治にさしたる関心もなく、日々の暮らしにいそしんでいる。情報にうとく、熟慮も足りない大衆が政治にかかわれば、国の将来を決する争点にも情緒的な反応しかなし得ず、その時々の「風」に翻弄されて、いたずらに政治の混乱を招くだけである。それは「賢明なこととは言い難い」。(引用)

長谷部氏は最後に、「イシグロの作品をファンタジーとか、探偵小説とか、SF小説等といったカテゴリーに区分することに、ほとんど意味はない。問われているのはいつも、人としていかに生きるか、とりわけ権力にいかに向き合うか、という普遍的な問題である」と締めくくっている。

先の衆院選では、野党分裂の追い風もあって、あれだけ批判されてきた自民党が大勝した。長谷部氏のこの寄稿は、日本の一般大衆の政治意識をも見据え、それを間接的に示唆しながら書き進めたのではないかと、私には思われるのである。


# by 130atm | 2017-11-24 11:35 | 独断偏見録 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 20日

いよいよ収穫?


寒くて曇っている日がつづいた。仙台の昨日は初雪。今朝は初氷が張り、初霜が降りたし、駐車場のクルマも凍っていた。
プランターのベビーリーフはなかなか大きくなってこない。それでも収穫しようと思えば収穫できるサイズになってはいる。朝夕の食卓に供することは無理だが、朝だけならできそうだ。


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プランターはビニールで覆っているので、水分の蒸散が抑えられている。それでも土が乾いてきたら、潅水や活性液の潅注が必要になる。葉に水のかかるのはいいが、活性液や有機液肥がかかっては具合がよくない。どうしたら直接土にかけられるだろうか。
少しだけ考えてみたら、近所の100円ショップで手頃な水差しが売られているのを思い出し、買ってきた。これなら土に直接潅注できそうだ。噴霧器だと噴霧の勢いで土が飛ばされ、葉にかかる恐れがある。

こう寒くなると、虫が寄ってこない。冬でも赤いアブラムシは発生するが、今のところ見当たらない。
写真のアイスバーグレタスは、結球してくるのが難点だ。結球するレタスだから当たり前のことなのだが、4月まで収穫しつづけるためには、一度は苗を更新しなくてはならないだろう。どうしたら更新できるか。セルトレイに播種して、室内の出窓で育苗する方法しか考えつかない。

例年になく寒いのは、地球温暖化のせいでもあるようだ。気候の変動が大きいのである。極端に暑くなり、例年になく寒くなる。
裏菜園で落葉堆肥を発酵させる課程でも、CO2が発生する。私の吐く息にもCO2が含まれている。しかしそれは、気候変動に影響するほどのものではない。今では新しい技術が開発されて、シェールオイルやシェールガスが採れるようになっているが、採掘する際に大量のCO2が排出されるばかりでなく、空気や地下水、河川の環境汚染をもたらすので、北米各地のコミュニティで開発阻止運動が起きている(ナオミ・クライン著 『これがすべてを変える:資本主義vs.気候変動』)。どこかの国の首相が、米国のシェールオイルを大量に輸入すると言っている。温暖化に拍車をかける、神を恐れぬ所業である。
問題は、石炭、石油、天然ガスなどの採掘エネルギーにある。経済成長神話を終わらせないかぎり、地球の温暖化は止められないのではないかとナオミ・クラインは危惧する。
我が家の電気消費量は、月額5千円を切るときもある。都市ガスだって、冬場でも1万円程度のものだ。ハイブリッドのクルマを使っているが、ガソリンは月に15リットル程度。化石エネルギーを使い過ぎているということはないと思っているのだが。


# by 130atm | 2017-11-20 13:50 | 野菜 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 16日

グリーンクリスピーのポット苗


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ベビーリーフとして栽培しているグリーンクリスピーは、小さいうちに収穫してしまうので、どれだけ大きくなるのか知らなかった。
裏菜園では秋に栽培をはじめたが、収穫しているうちに軟腐病にかかり、腐って消えてきた。
葉はシャキッとしているけれど、小さいので物足りない。それならどこまで大きくできるのか。とりあえずポット苗にしてみた。

サラノバレタスのグリーンクリスピーは大きくなるが、私の栽培しているものはベビーリーフとして売られているタネなので、品種がちがうのかどうか、はっきりしない。ポット苗のままどこまで大きくなるのか分からないので、拙庭の花壇に移植してみようかとも思うが、冬場はヒヨドリがやってきてついばむので迷っているところ。

ポット苗でこの程度に大きくなると、スリットから根がはみ出てきている。ポットから抜けば根鉢になっているだろう。プラ鉢に植え替えて出窓に置いてみたら、大きく生長するかもしれない。そうなったら、ベビーリーフの足しになりそうだ。


# by 130atm | 2017-11-16 15:48 | 野菜 | Trackback | Comments(3)
2017年 11月 14日

プランターのベビーリーフ


128穴のセルトレイに播種してプランターに移植したが、40日もたっているのに、まだ収穫できるサイズになっていない。
最初からプランターに直接播種したほうがよかったのだ。


ロロロッサ
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アイスバーグレタス
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レッドロメイン グリーンクリスピー グリーンロメイン
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レッドオーク グリーンオーク
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昨日、竹酢液と土着菌培養液を混合した活性液を葉に噴霧してみた。生長促進、草勢増進のためである。収穫間近や収穫期間中には噴霧できないから、今が最後。少なくとも、噴霧による障害が出ているようには見えないから、大丈夫だろう。

葉に噴霧するのは、竹酢液と土着菌培養液がそれぞれ500倍希釈になるようにする。濃くすれば障害が出る。(水1リットル:竹酢液2cc:培養液2cc)

根張りをよくし、殺虫殺菌に効果が期待できるのは、それぞれ300~400倍希釈した混合液だ。これは1週間あけて潅注する。葉面散布は10日ごとに。間隔を短くすると障害が出る。来春からは、バラにも応用してみよう。


# by 130atm | 2017-11-14 13:34 | 野菜 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 08日

土着菌培養液の完成


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最後に黒砂糖を投入してから2週間経過したので、土着菌培養液をペットボトルに収納した。

甕の中の培養液はネットリしているので、ごはん粒を漉し取るために水を加えたが、300ccを入れて掻き混ぜても、漉し取ることができなかった。液とごはん粒が分離しないのである。これは今までにないことだった。
結局、寒冷紗をボウルに敷き、そこに杓子で掬った液を入れ、絞る取るというやり方で培養液を抽出した。

残ったごはん粒は小さくなっていて、びっくりするほど量が減っていた。ごはんは土着菌のエサになっている。それでなかなか泡の発生がおさまらなかったのだ。もう2週間ほど待っていたら、ごはん粒は無くなっていたのかもしれない。

絞り取った液の量は1050cc。1050gの黒砂糖を加えてよく撹拌して混ぜ込み、1750ccの土着菌培養液の原液が完成した。
それを500ccのペットボトル2本に収容し、残りを1リットルのペットボトルに収容して冷蔵庫の野菜室に入れた。
培養液と同量の黒砂糖を混ぜ込むと土壌微生物は休眠する。そうしないと、発酵が進んでボトルは爆発する。

今回の培養で、自分なりに、一応の作成基準をつくることができたと思っている。この先何回つくることができるか分からないが、土着菌の採取からボトル詰めまでの作業は、これを参照していくことにする。
土着菌をごはんに移すやり方には、ごはんに三杯酢を混ぜるというものや、ごはんにすき焼きの煮汁をしみ込ませるというものもあったが、私はそれを試していない。硬めに炊いたごはんだけでも、十分に土着菌が付着繁殖するようだ。

この土着菌培養液は、さらに拡大培養してから潅注や散布に使用する。
私のやり方では、天然水500ccに糖蜜100ccを溶かし、塩5グラム、培養液の原液120ccを加えて撹拌し、さらに天然水を加えて1000ccにする。それを1500ccの炭酸飲料のペットボトルに入れ、キャップをゆるめておいて拡大発酵させる。泡の発生がおさまったら完成だ。これはEMの拡大発酵のやり方に倣っている。


【追記】
ごはん粒を漉し取るのに難儀をしたが、あとで考えてみれば、もうしばらく発酵を継続させていけば、ごはん粒はほとんど無くなっていたのではないかと思われる。
もし残っていても、そのままの状態にしておき、同じような手順で水を加えてやや液をゆるくし、そうして黒砂糖を加えて混ぜ込み、ペットボトルで保存する。
拡大発酵液をつくるときに、そのまま発酵させて、発酵が終わって完成した時点で漉し取れば、面倒がなくなると考えている。


# by 130atm | 2017-11-08 12:55 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 06日

落葉堆肥づくりの準備


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裏菜園右枠のベビーリーフが終わって撤去したから、いよいよ落葉堆肥づくりをはじめる。
落葉堆肥は中央枠でつくるので、中央枠の左半分の土を左枠に積み上げた。右半分の土も右枠に積み上げる。

土を左枠に移していると、隣の区画のS氏がやって来た。
タイミングよく、明日にでも籾殻が手に入るという。おかげで今回も落葉堆肥に籾殻を混ぜ込むことができそうだ。以前にも籾殻をもらって落葉堆肥に混ぜ込んだが、今ではもう分解して姿が見えない。

今年は落葉の収集のタイミングが遅れ、思ったほどの量にはならなかったが、必要なだけの量は確保できたと思っている。
中央枠に3分の1の落葉を入れ、土着菌培養液を散布して混ぜ込み、そこに米ぬかを振り入れて全体に混ぜ込む。その上に土をかぶせる。その上にまた落葉を入れ、同様の手順で落葉を3層にする。1週間ほどあとに全体を切り返して土と落葉を混ぜる。そこにブルーシートをかぶせ、1ヶ月に1回は全体を切り返していく。米ぬかは1袋(15キロ)を用意。

去年は米ぬかを入れず、落葉に土着菌培養液を散布して混ぜ込むだけにした。それはシマミミズを繁殖させないためだったが、落葉の分解には時間がかかったものの、中央枠の土を掘っていくと、フトミミズはいたが、シマミミズは1匹も発見できなかった。米ぬかばかりでなく、大好物の生ゴミ堆肥も入れていなかったので、有害なシマミミズが生き延びられなかったのだ。

別の場所に畑を持つS氏が言うには、落葉が堆肥化するには4~5年かかるという。米ぬかも土着菌培養液も使わず、切り返しもしなければ、それだけの時間がかるのだ。
私には堆肥づくりをする場所もないし、春にはタネ播きもしなくてはならない。ひと冬のあいだに、完熟とまではいかないが、何とか使えるように堆肥化しなくてはならない。そのためには、土着菌培養液、米ぬか、そして数度の切り返しが必要だ。だから土着菌培養液も質の高いものであることが望ましい。

中央枠でつくった落葉堆肥は、春のタネ播きの前に左右の枠にも分配する。そうして全体を切り返して混ぜ込む。これがなかなかの重労働。しかしシマミミズを駆除しながらの作業ではないから、だいぶ楽にはなる。心臓に負担がかかるから重労働は控えるように医者には言われているが、休み休みやれば大丈夫だろう。


# by 130atm | 2017-11-06 21:02 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2017年 10月 31日

土着菌培養液はそろそろ完成?


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10月24日に、「焚黒糖」という黒砂糖を100グラム追加投入した。
その後は旺盛に泡が盛り上がったが、1週間経過しても、その勢いがやや衰えたはしたものの、まだ泡の発生はおさまらない。
朝に攪拌すると、次第にまた泡で全体の嵩が上昇してくる。それが2時間ほどでガスが抜けていたが、今では5時間ほど経過してからガスが抜けるようになった。写真は10時間経過した夕刻に撮ったもの。この状態でも、細かい泡がひとつの大きな泡になって、ポッとはじける。ネットリとして、黒糖に近い色だ。


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今まで投入してきた材料の一覧表。
ガスの発生が完全に無くなることはないと思うので、これから長くても1週間は様子を見ていく。頃合いと思ったら、液をゆるめるために水を加え、ご飯粒を漉し取って、土着菌培養液の完成だ。

液には細かい泡が混じっているので、300ccの培養液に黒砂糖を混ぜ込んで攪拌し、500ccの量にしてペットボトルに収納する。250ccの培養液に250gの黒砂糖を混ぜ込んでも500ccに達しないから、培養液を多めにするのである。おそらく、300ccの液に300gほどの黒砂糖を加えて、やっと500ccの量になる。黒砂糖を購入する費用もバカにならない。



# by 130atm | 2017-10-31 20:11 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 26日

もうじき定植


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このところの天候が思わしくなかったので、セルトレイのベビーリーフの育ちが芳しくない。
それでもそろそろプランターに定植できそうになってきた。

プランターは40×50センチの浅型のもので、これはベビーリーフにはうってつけのサイズ。このプランター4個で、冬のベビーリーフ栽培をしていく。

このセルトレイのベビーリーフには、竹酢液と土着菌培養液を希釈して1回噴霧している。その効果か、いくぶん生き生きして見えるが、どうだろうか。
これを頻繁に噴霧すると障害が出るというから、1週間以上空けなくてはならない。

プランターの土は、裏菜園の土を篩にかけて持ってきた。浅型とはいっても、かなり土が要る。鉢底石を敷くのが面倒なので、寒冷紗を敷いて土をのせている。中層にはペレットの有機発酵肥料を仕込んでいる。浅いところに仕込むと、臭いがして虫を呼ぶ。追肥が必要になれば、このペレットを溶脱させた液肥で対応する。

ベビーリーフの悩みは軟腐病だ。株元から腐ってくる病気である。これは病気だから、ふつうは薬剤を噴霧するが、竹酢液と土着菌培養液で何とかならないだろうか。ダメ元で試してみよう。


# by 130atm | 2017-10-26 16:09 | 野菜 | Trackback | Comments(5)
2017年 10月 22日

土着菌培養液経過 その4


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13日目(10月22日)

土着菌培養液は過去にない旺盛な発酵をしている。
攪拌すると、この培養液全体がドロドロの細かい泡になっているのが分かる。落ち着いてくると、発酵による炭酸ガスの発生でまた泡が盛り上がり、全体を上に押し上げてくる。それが限界に達すると、表面に出てきた泡がグツ、グツ、とはじける。そうすると表面が少し沈下してくる。それが写真の状態だ。

900グラムの土着菌ごはんに対し、すでに300グラムの黒砂糖を投入しているが、趙漢珪の『土着微生物を生かす』には、黒砂糖の量は土着菌ごはんの3分の1程度と書かれていたと記憶する。そうしなければいけないというものではないから、発酵が落ち着いてきたら、黒砂糖をもう100グラム追加しようと考えている。粘度によっては水の追加も必要だ。
そうして発酵が完全に落ち着いたら、それを漉し取って同量の黒砂糖を加えて休眠させ、いよいよ土着菌培養液の原液の完成だ。


# by 130atm | 2017-10-22 09:28 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 19日

土着菌培養液経過 その3


土着菌培養液が、ついに本格的に発酵を開始した。

甕に仕込んでから7日目までは、さっぱり様子に変化はなかった。甕の中の培養液からはまだ泡が立ってこない。
土着菌ごはんのほかに微生物資材は投入しないつもりだったが、誘惑にかられ、小粒納豆1粒を入れてしまった。
投入している黒砂糖は「玉砂糖」という名称の砂糖で、原材料は粗糖と糖蜜である。2年前につくったときには、黒砂糖とあるだけで、たぶんこの「玉砂糖」は使っていない。過去には、培養液ができあがってから、休眠させるために使っている。発酵が開始しないのは、この砂糖に問題があるのかもしれないと思い、近所の業務用食品店に行って、「焚黒糖」というものを買ってきた。これは沖縄原産の黒糖が60%使われている粉状にした加工黒糖である。純粋な黒糖ではないが、黒糖に準ずるものだから、これを使うしかない。それを100グラム入れて撹拌した。

9日目
甕に仕込んでから1週間以上経過した。特有の臭いはしているが、まだ依然として泡が立ってこない。いつまでも泡立ってこなければ、これは失敗ということか。
前日から、甕を出窓に置いて太陽光で温めている。泡が立たないのは水分が足りないのではないかと思い、天然水を100cc注入して撹拌したら、微細な泡が盛り上がってきて、その泡でごはん粒が見えなくなった。これは、いよいよ本格的な発酵がはじまったということ? 

10日目(10月19日)
朝に甕の様子を見ると、明らかに培養液の嵩が増えている。
攪拌すると、ブワーッと泡が盛り上がってきた。本格的な発酵がはじまったのだ。
攪拌前の様子。


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攪拌したあとの様子。

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泡が落ち着いてきたころ、マクロレンズで表面のクローズアップを撮ってみた。

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泡のほかに、細かい白い粒が見える。これは何だろうか。いろんな菌のコロニーだろうか。たぶん、表面に出てきていない小さな泡だろう。

これからも毎日1回攪拌して、泡が出なくなったころにまた黒砂糖を投入していく。


# by 130atm | 2017-10-19 13:37 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 17日

宮城蔵王紅葉狩り


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紅葉の季節になったので、2年ぶりに家人と蔵王に繰り出した。
この日は仙台市でも最高気温が12.7℃と、寒い1日になったが、蔵王の山頂付近まで行くと、3℃になっていた。どんよりと曇ってはいるが風もなく、霧の発生していなかったのは幸いだった。

上の写真には滝が2つ見えるし、湯煙の上がっているのが分かる。このあたりは溶岩で覆われていて、広葉樹や針葉樹が貼りつくように生えている。時折火山性の微震動があるが、今はだいぶ落ち着いてきた。
この日の夜から、上ってきた蔵王エコーラインは閉鎖になる。雪はまだ降っていないが、夜間は路面が凍結するからだ。宮城県側のエコーラインの中ほどまでは紅葉はこれからで、10月下旬になると見頃になるようだ。そうすると写真の風景はたぶん雪をかぶっているだろう。そうなると日中でも道路は閉鎖になるかもしれない。


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岩がむきだしの風景だが、2年前にもこの風景を撮っている。くらべてみると、一部が変化している。溶岩が崩落しているのだ。

帰路、遠刈田温泉と蔵王町の中間にある「森の芽ぶきたまご舎」というレストランで、オムライスビーフシチューを食べた。ここは日令360日まで限定の若鶏のおいしい卵が売りで、家人は売店でその卵を使ったお菓子の土産を買った。孫娘の誕生日祝に同梱するのである。


# by 130atm | 2017-10-17 13:28 | その他 | Trackback | Comments(2)