ベビーリーフは今のところ順調?
2017年 09月 14日
ナメクジやカタツムリはほぼ駆除できているし、コオロギやオンブバッタの被害もない。一部に蛾の幼虫がついていたが、それは葉を見ると分かるから、すぐに駆除できる。しかし、ロロロッサの外葉が根元から切れて落ちているものがある。これは何だろうか。ネキリムシだろうか。
ペレットの有機肥料はまだ仕込んでいないが、薄めた有機液肥は苗の列に沿って2回潅注した。これは雨が降ると流亡するから、雨後1日たってからするのが効果的だ。日中はまだ暑いが、朝晩は20℃以下になるから、葉の赤いものは色づきもよくなってくる。
雨が降ると、跳ねた泥が葉につき、病気に罹りやすくなる。主に軟腐病だが、強い雨や数日つづく雨が予報されているときには、ビニールトンネルを設えたほうがいい。結球するものや半結球のものは、泥跳ねを防ぐためにマルチをして栽培するのが常識。ベビーリーフはそれができないので、ビニールトンネルという簡易なものがある。それでも、長雨のときには湿気で軟腐病になって腐ってくる。何かほかに妙案はないものだろうか。
ベビーリーフは、直接菜園に播種するのではなく、200穴ぐらいのセルトレイに播種して、苗がある程度大きくなったらそれを定植するという手がある。そうすればタネを播いても出芽しなかったり、小さいうちに食べられたりするリスクは軽減する。ロロロッサで5センチ、スイスチャードやアイスバーグレタス、グリーンクリスピーは3センチ間隔にしているから、その間隔ならばセルトレイで育苗してから定植したほうが、確実である。スイスチャードは発芽率がよくないから、多めに播種して、出芽したものを定植すれば、歯抜けにならずに済みそうだ。
しかし、セルトレイで育苗したものを定植するとなると、苗の間隔を少し広げたほうがいいような気がする。今までは密植しすぎていたのかもしれない。ロロロッサで6センチ、3センチ間隔にしていたものを4センチにすれば、定植もしやすい。全部をセルトレイで育苗するのではなく、ロロロッサ、アイスバーグレタス、グリーンクリスピー、スイスチャードをセルトレイに播種し、その他のものは今まで通り直接播種するというのはどうだろう。
今年はもう終わりだから、来年の春から、それを試してみようと思う。