落葉堆肥をおもしろがる


裏菜園の中央枠で落葉堆肥をつくっている。仕込んだのは11月8日。
落葉は桜とケヤキ。米ぬか15キロ、大袋の籾殻を投入。落葉はカラカラに乾いていたので、何と64リットルもの希釈した土着菌培養液を散布している。落葉と土を3層に重ねていて、1週間経過したら全体を切り返す。その後は1ヶ月に1回切り返しをしていく。

米ぬかは精米したばかりの新鮮なもので、塊になっていないから落葉にムラ無く行き渡った。そこに籾殻を混ぜ込むと、適度な隙間ができる。

この落葉堆肥をおもしろがるにはどうしたらいいか。
それには、堆肥の温度を毎日チェックして一喜一憂するのがいい。中央部分ほど温度が高いだろうと思うが、温度計を挿し込めるのは周辺部。順調に発酵すれば50~60℃になるというが、今までそんなに高温になったことはない。発酵して温度が上昇していることを確認できるだけでいいと思っていた。
驚いたことに、仕込んだ翌日の朝には17℃になっていて、その翌朝にはもう31℃に上がっていた。その後の様子はグラフの通り。


落葉堆肥をおもしろがる_f0086944_08453697.png



















最初の切り返し前には温度が低下してきた。1回目の切り返しをしたのは11月16日。発酵にムラがあり、葉に米ぬかがついたままのところや白い菌で覆われている部分があった。落葉は概ね乾燥していたので、塊をほぐしたり、希釈した土着菌培養液を散布したりしながらの作業になった。たった1枠だけなのに、2時間半もかかった。
切り返し後は20℃をわずかに上回る温度で推移すると思われたが、毎日1℃ずつ低下してくるではないか。気温が氷点下になる日もあるから、このままさらに低下していくのだろう。

これから月1回は切り返す。再び温度が上昇することはもう望めない。落葉堆肥は仕込んだ方法と場所によって温度の推移は一様ではないが、温度が高く推移すれば落葉の分解も早く進む。わが裏菜園では、まあこんなものだろう。

Commented by warabe at 2017-11-29 16:58 x
納豆を混ぜ込む・・・なんてどうでしょう?
Commented by 一拙 at 2017-11-29 21:38 x
納豆菌を培養して、それを希釈して散布する、という方法は、あるかもしれません。
納豆をそのまま入れても、大量でないと効果がどうでしょう。
Commented by warabe at 2017-11-29 22:22 x
舌足らずで失礼しました。納豆菌を米ヌカ培養し、発熱確認で投入ではどうでしょう?
Commented by 一拙 at 2017-11-30 08:42 x
米ぬか納豆ボカシですね。
今までやったことがないので、一度試してみる価値はありそうです。
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by 130atm | 2017-11-27 08:47 | 発酵肥料・堆肥 | Comments(4)

民草のつぶやき


by 一拙
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