寒春
2009年 03月 29日
ここ数日の最低気温は氷点下で、氷が張っています。日中でも風が冷たく、外にいるのが辛くなります。
週間予報では、この寒さは土曜日までということでしたが、それが日曜まで寒いという予報になり、昨日の予報では月曜日まで低温がつづき、火曜日以降は平年並みの気温になるといいます。ところが、今日の週間予報では、水曜日ごろまで低温がつづき、週末には暖かくなるというではありませんか。毎日低温の予想が後ろにシフトしていくので、このまま冷害になるのではないかと心配しています。
さて、今日の午前中は家人と郊外の園芸ショップに行ってきました。冷たい風が吹いていましたが、天気はよかったのです。
そこで見つけたのが、プルサティラ・ベルナリス。白銀色の花弁で、ヨーロッパ・シベリアに分布する西洋オキナグサです。これは去年の秋に通販で購入していたのですが、何が原因か、枯らせてしまいました。通販価格より安かったので、ショックでした。
ショップにはヒマラヤエンゴサクもありました。これは去年はなかったものです。これも通販より安かった! ポット苗の状態は、通販で買ったものと同じ程度の大きさ。それが冬を越して、写真のように鬱蒼と繁っています。
小さな球根のエゾエンゴサクも、ついに芽を出しました。
エゾエンゴサクはタネで殖やすそうですから、首尾よく花後にタネができたら、播いてみようと思っています。
ショップで見つけたのがほかにもありました。二色風鈴オダマキです。安かった(198円)ので、思わず購入。
このオダマキはとても頼りなげです。もっとも、白花ミヤマオダマキを買ったときにも、とても小さなポットに入った弱々しいものでしたが、タネを播いて育ってきたものはとてもたくましくなっていますので、この二色風鈴オダマキもタネから育てたら、少しはしっかりした株になってくれるのではないでしょうか。
西洋オキナグサも風鈴オダマキも、水を噴射させて根をすっかり裸にし、細かい軽石がメインの用土に植えつけました。
さて、通販で購入したルイコフイチゲですが、これも冬のあいだに枯らせてしまいました。高かったのに。
鉢土をあけて根を見ると、ポット苗をそのまま植えつけた状態で根が少しも張っていませんでした。やはり、根を完全に裸にしてから、新しい用土に植えつけるのがいいのでしょうか。ちなみに、「プルサチラ・ベルナリス」のタグには、鹿沼土70%、火山レキ30%の水はけのよい用土を使用。水はたいへん好むので、表土が乾いてきたら十分に与えるとありました。してみれば、枯らせた原因は水切れにあったのかも。