土ごと発酵で養生
2009年 07月 05日
すぐに苦土石灰とカキガラ石灰を撒き、小さな鍬を慎重に入れてかき混ぜました。慎重に、というのは、フトミミズをブツ切りにしないためでしたが、それでも2匹は切ってしまいました。大きく生長したフトミミズは10匹ほど出てきましたが、ひとまずそれは養殖場へ。
土を掘って10センチ近くの深さに発酵肥料を敷き詰めるように仕込み、土を均して土着菌培養液をしみ込ませた1キロの米ヌカ(バイムフードも少し入れています)を撒き、ほんの浅く土に混ぜてから土着菌培養液をたっぷりと散布し、全体に振りかけるようにその米ぬかを撒きました。そうして板を真ん中に挿して、米ぬかに直接触れないようにブルーシートで覆いました。
2日後の今朝の様子。もう全体に菌糸が綿のように発生しています。
接近して撮ったもの。胞子嚢でしょうか、黒い点々が確認できます。
この畝は肥料を一切入れていませんでしたから、堆肥を入れているとはいえ、地力は衰えているはず。これを土ごと発酵で養生させようという魂胆。
たった2日でこれだけ菌糸が発生したというのは、バイムフードを入れたからだろうと思います。土着菌培養液だけではすぐにこうはなりません。もう数日すれば、全体が綿で覆われたように真っ白になるでしょう。
さて、ここには青梗菜と初夏蒔きほうれん草の種蒔きをするつもり。カブラハバチは姿を消しましたが、ハモグリバエとモンシロチョウとヨトウムシで、また葉がボロボロになってしまうのでしょうか。