土ごと発酵で養生

2日前の金曜日午後、無肥料畝のベビーリーフも終わりになりましたので、すべて撤去。
すぐに苦土石灰とカキガラ石灰を撒き、小さな鍬を慎重に入れてかき混ぜました。慎重に、というのは、フトミミズをブツ切りにしないためでしたが、それでも2匹は切ってしまいました。大きく生長したフトミミズは10匹ほど出てきましたが、ひとまずそれは養殖場へ。

土を掘って10センチ近くの深さに発酵肥料を敷き詰めるように仕込み、土を均して土着菌培養液をしみ込ませた1キロの米ヌカ(バイムフードも少し入れています)を撒き、ほんの浅く土に混ぜてから土着菌培養液をたっぷりと散布し、全体に振りかけるようにその米ぬかを撒きました。そうして板を真ん中に挿して、米ぬかに直接触れないようにブルーシートで覆いました。

2日後の今朝の様子。もう全体に菌糸が綿のように発生しています。
土ごと発酵で養生_f0086944_10534731.jpg

接近して撮ったもの。胞子嚢でしょうか、黒い点々が確認できます。
土ごと発酵で養生_f0086944_1054762.jpg

この畝は肥料を一切入れていませんでしたから、堆肥を入れているとはいえ、地力は衰えているはず。これを土ごと発酵で養生させようという魂胆。
たった2日でこれだけ菌糸が発生したというのは、バイムフードを入れたからだろうと思います。土着菌培養液だけではすぐにこうはなりません。もう数日すれば、全体が綿で覆われたように真っ白になるでしょう。
さて、ここには青梗菜と初夏蒔きほうれん草の種蒔きをするつもり。カブラハバチは姿を消しましたが、ハモグリバエとモンシロチョウとヨトウムシで、また葉がボロボロになってしまうのでしょうか。
Commented by sakae at 2009-07-08 00:42 x
ヨロウムシそれは永遠の戦いっす。
Commented by 一拙 at 2009-07-08 09:26 x
不思議なもので、カブラハバチはすっかり姿を消しました。
それに代わって産卵していくのがモンシロチョウです。
夜にも見回りますが、ヨトウガとはあまり遭遇しません。
それでも、毎日卵の除去と幼虫の駆除に明け暮れています。^^;
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by 130atm | 2009-07-05 10:54 | 発酵・微生物 | Comments(2)

民草のつぶやき


by 一拙
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