発酵肥料づくり その8 酵母菌の華
2010年 01月 04日
今朝も昨夜から降った雪で景色が覆われています。
ところが、しだいに暖かくなり、雲も消えて、穏やかな日和になってきました。
今日こそは最終発酵段階にもちこもうと、昼近くになって硫安と塩化カリを混ぜ込みました。
これが混ぜ込んだ直後の様子。白い透明な結晶が硫安で、赤いのが塩化カリです。
これを少し広げ、酵母菌液1リットルに同量の水を加えて散布。全体に液が行き渡るように切り返し、ブルーシートぎりぎりまで広げました。
そうすると、少しアンモニアの臭いがしていたものが、甘いような臭いに変わったのです。麹菌の臭いとはちがっています。これをアルコールの臭いというのでしょうか。
昼ご飯を食べて、小1時間してその発酵肥料を見ると、全体がうっすらと白化しかけています。酵母菌の白い塊がもうできつつあります。酵母菌は硫安も塩化カリもエサにして増殖するそうです。
さらにもう1時間後の午後2時に見ると、少し白い塊が殖えているように見えます。
レンズの角度を少しずらして写した光景。
マクロレンズをぎりぎりに近づけて、酵母菌の塊をクローズアップしてみました。
気温は6℃くらいでしょうか。午後2時になると、太陽が西南にあるマンションの陰に隠れて急に寒くなってきます。
酵母菌の増殖で白くなっているのは空気に触れている表面だけですから、空の様子を見ながら切り返しの回数をふやし、発酵肥料全体が酵母菌で白っぽくなるように管理していきます。
晴れていても、急に空がかき曇ってきて雪になることがよくありますから、油断は禁物。特に夜は、しっかりと防水対策をしておく必要があります。
いちばん寒い時期になってきましたので、少々心配でしたが、何とかうまくかもせそうです。
思わず、今年も酵母菌頼みでいかなくちゃ~と思いました
今年も一拙さんのブログ、楽しみに読ませていただきますね
かく言う私も興奮気味ではありますが。
酵母菌液をかけるだけでこんなにも劇的に変化するのは驚異です。
私もkimiさんのように、そろそろおいしい餃子をつくらなくては。
たっぷりのエサを得て、かもしまくっていますね。^^