タネが採れました
2010年 07月 05日
肥料のやりすぎで大株になり、思いのほかたくさんの花をつけましたので、これは大量のタネが採れるとほくそえんでいたら、莢にたくさんの食痕ができていて、びっくり。
花壇にはこのオダマキばかりでなく、白花ミヤマオダマキが5株、ありふれた西洋オダマキが5株あって、どれも大株になって鬱蒼としていました。それがどの株も食痕だらけになっています。
それに気づいた日の夜にヘッドランプをつけてよく見たら、たくさんのヨトウムシとナメクジが株にはい上がって食べているではありませんか。
翌日になって、白花ミヤマオダマキと西洋オダマキはすべて抜き取り、花壇の土をさらって隠れているヨトウムシを捕殺。花壇に接して並べてあるバラの鉢を竹酢液に浸けてスリットに隠れているナメクジを追い出し、周辺もチェックしてかなりの数を駆除しました。
穴だらけになったブルーホワイトの莢ですが、口の開いたものをいくつか回収してタネを調べると、不稔のものがかなりありました。やはり花の数が多かっただけ不稔のものも多かったのでしょう。
それでも、お分けするくらいの数は採取できました。
このタネは市販されていますが、発芽しないということで不評でした。私の場合も、8個のタネのうち、発芽したのは1個だけで、これが大株に生長しました。
市販のタネはなぜ発芽しないのか。これは、採取したタネを発芽させてみることで、その理由がわかるかもしれません。
タネが古かったのか、市場に出回るまでの管理がよくなかったのか。そこまでは追求できませんが、発芽実験してみる価値はありそうです。
このタネを購入して発芽させられなかった人や、このオダマキに興味を持たれた人など、自分も発芽させてみたいと思われた方は、コメント欄の非公開コメントにチェックを入れて、申し込んでください。タネだけは無料でお分けしたいと思います。
郵便番号、住所、お名前、メールアドレスを明記してください。申し込み数にもよりますが、1週間ほどで締め切りたいと思います。もちろん業者の方はご遠慮ください。申し込みを締め切ったら、その旨を追記します。
尚、発芽結果は報告する義務はありませんが、ほかの地域の結果がどうであったのか、種まき環境を含めてコメントに書き込みしていただけたら、うれしく思います。