蝴蝶の夢

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2010年 07月 18日

コウガイビル その後

マンション裏菜園のオオミスジコウガイビルを捕獲しはじめてから、その数は今日で68匹になりました。マンション裏のこの狭い土地にこれほど多く棲息していたということは、これは驚くべきことです。捕っても捕っても、どこからかわき上がってくるように出現してきます。この先どれほど捕獲できるか知りませんが、恐るべき数であることはまちがいありません。この場所は繁殖に適した特殊な場所なのでしょうか。

まず、オオミスジコウガイビルはどんなところにかくれているのでしょうか。
マンション裏は、周辺に降った雨水の排水路になっていて、コンクリで作られたフタがしてあり、そこが通路になっています。オオミスジコウガイビルは、湿っているこの排水路の内側にひそんでいるのではないか。実際に私はこの隙間に入り込んだところを目撃しています。また、雍壁の隙間から出てきたところも目撃しました。湿っていて暗いところの何かの下も、彼らが安心してひそんでいられる場所です。ここはマンションの雍壁と、田圃を埋め立ててバス通りの道と同じ高さにした土地の雍壁に挟まれた窪地ですから、日当たりも悪く、いっそうコウガイビルの棲息に適しているのでしょう。
意外だったのは、土の中でした。ベビーリーフのタネ播きをしようと土を掘ってほぐし、均してから角材で溝をつくり、そこにタネ播き用土を入れてタネを播きはじめると、土の中から数匹コウガイビルが這い出てきました。もちろんいちどにではなく時間差はありましたが、土の中も彼らの棲息場所だったのです。
土の中にまだ身体の一部が残っているときに捕獲しようとすると、切れてしまいます。全身が土の上に出てきてから捕獲するのがコツです。

毎日数匹捕獲していますが、見つからないという日はありません。どうして彼らはこのように小出しに出現するのでしょうか。10匹ほど捕獲したところで、もういないだろうと思っていたのに、その後もフトミミズの無惨な死骸がなくなることはありませんでした。最初は自然死かと思っていましたが、そうではなく、まだまだコウガイビルはいたのです。

6時前の早朝。8時過ぎの夜。小雨くらいであれば傘をさして探索しています。ときどき通路にもいますが、そこで70センチほどの長いものを捕獲したこともありました。あるときには、コンクリの雍壁に干からびたコウガイビルを見つけたこともあります。雍壁を這っているうちに、強烈な朝日を浴びて不覚をとったのでしょう。

クロコウガイビルは日本在来の種であるといわれていますが、外来生物であるオオミスジコウガイビルは江戸時代からその存在は知られていて、絵(『和漢三才図絵』)も残っています。外来生物としては新しいものではありませんが、もともと中国南部など東南アジアに棲息していた生物のようですから、最近北海道でも目撃報告があったことからすれば、これも地球温暖化と関係しているということになるのでしょうか。

アイルランドではこれが大繁殖してミミズが激減し、農業に打撃を与えているという話を聞きます。フトミミズ農法を実践している私としては、これは何としても殲滅させなくてはなりません。絶滅は無理としても、フトミミズの無惨な死骸が見られなくなるまで、根気よく捕獲していくしかありません。
コウガイビルにとって、私の菜園はごちそう畑なのでしょう。でも、コウガイビルだけならまだマシなのかも。これがふつうの畑ならば、モグラがやってきてグチャグチャにされてしまうことでしょうね。

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米なすがまた大きくなってきました。今日の午前10時ころ、30℃くらいの暑いなかで撮ったものですが、このときにコウガイビルを4匹も見つけてしまいました。暑さを避けてどこかに隠れようとして移動中だったのでしょうか。そばにはまた無惨なフトミミズの死骸がありました。
この米なすと賀茂なすのマルチをはがしてみると、無数のトビムシが這いまわっています。これもいい土になっていることの証拠です。

by 130atm | 2010-07-18 10:21 | ミミズ | Trackback | Comments(4)
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Commented by sakae at 2010-07-18 14:44 x
コウガイビルハンター一拙あらわる!
Commented by 一拙 at 2010-07-18 22:13 x
ネットでコウガイビルを検索しても、こんなに駆除に必死になっている人はいないようです。^^;
Commented by nodoka at 2011-01-08 15:47 x
コウガイビルなる生き物は、知りませんでした(--;)
 辞典を引きますと、1mの長さのも存在するとか・・・
人間には害がなさそうですが、何とも不気味な生き物に思えます。
もう、退治できたのでしょうか?
それにしても色の良い、ナスです事!
賀茂なすの田楽食べたくなりました。取り立ては美味しいでしょうね~!
Commented by 一拙 at 2011-01-08 16:41 x
オオミスジコウガイビルは、140匹ほどを駆除しました。
こんなにいたとは我ながら驚きでした。
これだけ駆除しても、根絶はおそらく無理。
コウガイビルがいなくなったせいでカタツムリが繁殖し、野菜に悪さをするようになりました。
賀茂なすの収穫期は短いので、今年は早生大丸にしようかと思っています。
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