MAIENZA(えひめAI)をつくる
2011年 02月 18日
古い素材でつくった配管は経年劣化で腐蝕が進んでいましたので、長持ちする最新の素材の管をつけ替えました。この工事のあとには漏水事故が発生しなくなり、まずはひと安心です。
台所の排水管を取り替える際にそれを内視鏡で検査したところ、その汚れの程度はさまざまでしたが、管の内部には汚れが厚く付着していて、詰まる寸前のところもありました。定期的に高圧洗浄をかけてはいたのですが、それだけで汚れを取り切ることはできなかったのです。
これを聞いて私の頭に浮かんだのは、いま話題の「えひめAI」でした。これを日常的に使用すれば、排水管の浄化もある程度は期待できるのではないか。
このマンションには排水管の汚れの問題が存在しており、そこに住む私がその浄化方法を知っているとすれば、私のとるべき態度はひとつしかありません。
作り方を調べると、1週間という期間の保温が面倒です。これではなかなか踏み出せそうもありません。何かいい方法はないものかと悩んでいるときに教えていただいたのが、「MAIENZA製法」というものでした。ネットで調べてみたら、高知県中土佐町のHPにも作り方が紹介されていました。まったく同じではありませんが、ほぼ同じような作り方です。
これは24時間でできあがるという、ウソのような製法です。これなら誰でも手軽に作ることができます。簡単なマニュアルさえつくれば配布することも可能です。
今日、書店に行ったら、DVD付の『えひめAIの作り方・使い方』(別冊現代農業3月号)がありました。そこでは開発者自身が24時間でできる製法を公開していました。これで「えひめAI」は一気に普及していきそうです。
材料を混ぜてペットボトルに仕込んだらペットボトルホルダーに入れて保温するのですが、今は寒い冬場ですから、炭酸飲料用のペットボトルを気泡緩衝材で2重に巻き、底にもそれを貼って、100円ショップで購入したホルダーに収納しました。ホルダーの内側にはアルミ蒸着の断熱シートが貼ってあります。アウトドアショップで買ったペットボトルホルダーは持っていますが、値段の割りに保温性がよくありませんでしたから、他人に勧めるためにも、同じ条件のものを使ってみたというわけです。
500ccの量ではすぐになくなるので、これを何回かつくり、1リットルか1.5リットルのボトルに入れておけば、しばらくは保ちそうです。たいした手間ではありません。ブナ林から腐葉土を採取してきて土着菌培養液を作ることにくらべたら、どうってことはありません。晴れている日であれば、緩衝材を巻いたボトルを出窓に置いておくだけで保温できそうです。
さて、この別冊現代農業3月号に「えひめAI」でバラのうどん粉病が止まるという記事がありました。それなら冬の寒いうちにバラに噴霧しておけば、ある程度の殺菌効果が期待できそうです。10倍程度の希釈で、展着剤も加えようと思います。もちろん通常は1000倍に希釈して噴霧するのですが、それでもやはりうどん粉病は出るのでしょうね。