蝴蝶の夢

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2011年 04月 03日

被災24日目

寒気がまたやってきて、寒い1日になりました。
余震が止みません。あのような大きな地震はもう来ないと分かっていても、揺れが来ると一瞬緊張します。

もう4月になったのですから、そろそろ菜園のことも気にかけなくてはなりません。
マンション裏の通路と雍壁のあいだの狭い場所には、びっしりと雑草が生い茂っています。環境整備の会の趣旨では、ここには花を植えることになっています。
去年は西洋オダマキと白花ミヤマオダマキを植えていましたが、こぼれ種の芽も見あたりません。雑草に負けてしまったのでしょうか。そこでまずそこを掘り起こして、雑草を取り去りました。そこがきれいになっても、何を植えたらいいか思い浮かびません。そうするうちに、ほかの場所にネモフィラの小さな苗がたくさん生えているのに気づきました。これはこぼれ種で発芽したものです。これを移植して、またネモフィラの小径をつくることにしました。
このネモフィラはチェルシーブルーという品種。肥料をやると、徒長して通路を蔽ってしまうほど伸びていきます。ですから、やるのは水だけ。これで、こぼれ種でどんどん殖えていきます。

さて、マンション住人ばかりでなく、仙台市民の今の最大関心事は、やはりガスの開通はいつかということです。ネットでガス局の開栓予定地域を前日に知るという人、当日の新聞で知るという人、管理員に聞くという人などいろいろです。全国から復旧工事の応援に来ているというのは誰でも知っていますし、それでも一朝一夕にできるような工事でないことも、よく知っています。
昨日は近所でガス管の工事をしていましたが、今日の供給再開予定地区にこの町内は入っていません。希望的観測というものは常に裏切られる宿命にありますから、市が4月中の全面復旧を目指しているという言葉を信用すれば、まあ4月中には何とか供給してもらえるのではないでしょうか。

このたびの大災害を期に、大方の日本人が懐いている価値観が変化していくのではないかといわれはじめています。俗物的な価値観に反省が加えられるというのであれば、それはいいことのように私には思われます。それは、日本中を蔽っている「空気」といったものに支配されて変わっていくというのではなく、自らの深い内省によって変化していくというのであるならば、それは日本社会に、いい意味で価値観の転換をもたらしてくれるのかもしれません。
戦時中に狂気の如く醸成された「空気」というものの恐ろしさを、戦後生まれの私でも知っています。その狂気の「空気」で、他人も、そして自らをも縛り、国の行く末を誤ったのでした。政府や識者、マスメディアが醸成する「空気」を冷静に判断し、自分でものを考えるということが、こういうときこそ大切だろうと思うのです。

by 130atm | 2011-04-03 17:09 | その他 | Trackback | Comments(0)
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