無農薬有機フトミミズ農法
2011年 07月 05日
「これは高く売れるぞ」
「売るつもりなの?」と家人。
「売るとしたらの話だ」
コウガイビルとの戦いも未だ終着点が見えないままですが、敵の戦力はしだいに衰えてきているはず。持久戦でもって敵の損耗を待つしかありません。我が方の損害は、フトミミズ君の犠牲が駆除したコウガイビルの数以上であるのは確実。ゲリラ的に出没するので、孫子の兵法では攻略できそうもありません。
それでも糞隗はあまねく菜園を蔽って、目論んだ通りの土壌になりました。そうした土で育ったナスですから、うまくないはずがありません。事実、皮は薄く、中身はとろりとして、得も言われぬ味わいでありました。
たった2株の千両二号とはいえ、家人と2人だけでは消費が追いつきませんから、時々はよそに差し上げることになります。誰よりも手をかけて育て上げたこのナスをただ袋に入れて差し上げるだけではスーパーで買ってくる手間が省けたのと変わりませんから、、そこはやはり特殊な栽培法によるものであることを明記したラベルを貼っておけば、調理もぞんざいにできず、味をいっそう引き立てることになるのではないでしょうか。お米だって、農薬を半分にしただけで偉そうに「特別栽培米」と表記できるのですから、大きな顔をして「特別栽培野菜」と表記してもよさそうなものです。しかし農薬はまったくつかっていませんので、ここはやはり「無農薬」を強調したいところ。土着菌培養液や自家製発酵肥料を使用していることでもあるし、悪戦苦闘して殖やしたフトミミズの糞でできた土で栽培していますから、結局「無農薬有機フトミミズ農法」と表記することにしました。見る人はこれを冗談と思って、笑ってくれたらいいのです。でも、ナスにはあまり栄養価がないようです。
さて、菜園仲間である町内会長さんの植えた接木の千両二号2株の様子が変です。私と同じ千両二号というタグを畝に挿しているのに、どうも葉の様子がちがうなァと思っていましたが、実がふくらんでくると、丸いのですが少し巾着のような形になりました。これは2株とも「黒十全」という巾着ナスにちがいありません。業者がタグを付けまちがえたのですね。
思うこのごろです。見分けが出来ないでしょうね~お・そ・ら・く!
タグって、いい加減なのもありますね~
花のタグが、全然違うじゃ~ンと、思った事あります(@_@;)
柔らかいなすは良いですね。我が家の収穫は、キウリ2本&水ナス1本だけ!糠漬けナス美味しかったです。きうり一本植える人いるんです(私だけ~)
ミミズ研究家としては、最大限にこれを活用してみようと思うのです。
ミミズと云ったら一拙さんと云う感覚は僕の中に刷り込まれてますから。
たとえば、真仙中長と千両二号の形のちがいは分かるはずもありません。