たった3日で
2012年 05月 22日
収穫をはじめたベビーリーフです。3日前とくらべて、急速に生長しているのが分かります。
9種類全部が一斉に食べごろになるのではなく、レッドオーク、グリーンオーク、レッドロメインが最初で、エンダイブが次に来て、その次はビートとスイスチャードでした。生長の遅いのが左に見えているロロロッサとレッドサラダです。それでもせいぜい5日遅れぐらいで同時に収穫ができるようになります。
これが2面ありますので、全部が収穫できるようになると、かなりの量を収穫しないと追いつきません。そうしないと、ベビーリーフではなくなってしまいます。
無農薬の利点は分かりますが、無肥料となると、どう違ってくるのでしょうか。私の舌では、施肥したものと無施肥のものとの違いはたぶん分からないでしょう。ですから、これは無農薬無肥料のものだからという先入観を持つことで満足感が生じ、それが味覚に影響するという心理的なものがあるような気がしています。
農薬を使った栽培よりも、無農薬で栽培したもののほうが健康によいという意識は、最近になってやっと広まったことでした。化学肥料を使って栽培したものより、有機肥料で栽培したもののほうが健康によいという考え方も、最近広まったものです。しかし、肥料を施して栽培したものより、無肥料で栽培したもののほうがより健康によいという意識は、おそらくまだ広がっていないと思われます。無肥料だと栄養価が低いのではないか。そう思う人が一般的なのではないでしょうか。まあそれも無肥料の内容次第だとは思いますが。
裏菜園の仲間には、化学肥料をバンバン撒き、殺虫剤のスミチオンなどの農薬を何の躊躇もなく使っている人がいます。以前には、その人の葉物野菜が白化し、その原因が分からないと言ってきたことがありましたが、私が事情聴取して、スミチオンの指定希釈濃度を守らず適当に薄めて散布していたことが原因と判明しました。希釈濃度を守ることで白化はしなくなりましたが、今まで農薬を散布していて健康に影響は無かったので、農薬を使うことの心配はしていないと彼は言うのでした。
菜園の仲間に、レイチェル・カーソンの名前を知っている人は誰もいません。『沈黙の春』も、有吉佐和子の『複合汚染』も、私以外は誰も読んでいないのです。
今朝もヨトウ蛾の卵塊を見つけました。コウガイビルが一段落したら、こんどはヨトウムシとの戦いになりそうです。
手に負えないバラのアブラムシやチュウレンジハバチに使います。
自分の口に入れるものには使いたくありませんが、以前ベビーリーフにヨトウムシの幼虫が孵化して手に負えなくなったとき、少しだけ噴霧して抜き取りました。^^;