ベビーリーフが食べごろに

葉が小さいうちに収穫して生サラダなどに利用するベビーリーフは、出窓やベランダで手軽に育てられる野菜として人気が出てきました。
私は裏菜園でベビーリーフを栽培してきましたから、鉢やプランターで育てるという発想はなかったのですが、自分でプラ鉢に播種してみて、なかなかバカにできない栽培法であることが分かりました。
9月21日に播種しましたから、今日でちょうど1ヶ月です。気温も低くなりましたので、暖かい時期とくらべたら育ちは少し遅いと思いますが、品種によって差はあるものの、まずは予定通りの生育だと思います。

グリーンオークとレッドオーク。虫の食害がまったくなかったので、のびのびと育ちました。

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レッドマスタードとグリーンマスタード。レッドは育ちが早いので、もう何回か摘み取りました。今のところそれほど辛味はありません。

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レッドスピナッチとビート(ルビークイン)。密生しているせいか、葉がまだ大きくなりません。それでも少し収穫しました。

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アイスバーグレタス。発酵肥料を仕込んでいますので、その臭いを嗅ぎつけた蝿が産卵し、ウジが湧きました。土の上に這い出てきたものは駆除しましたが、数匹の蝿が成虫になって出てきました。数は少なかったものの、発酵肥料をエサにしたので、多少は生育に影響があったのでしょうか。それとも気温の低下、あるいは密生しているせいか、育ちがよくありません。

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ロログリーンとロロロッサ。お裾分けした家で最も人気の高いのがロロロッサです。生長がゆっくりなので、もう少し大きくなってから収穫しようと思います。

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ベビーリーフの特徴は、収穫しても回復力が早いことです。翌日になると収穫した跡が分からなくなるほど育っています。小さいうちに収穫すると回復力も弱いのですが、大きくなってからだと回復力も大きくなるので、採りすぎなければ採っても採っても無くならない、お伽話のような野菜です。
私は発酵肥料を元肥に仕込んで追肥は行いませんが、長いあいだ栽培するなら、化成肥料を追肥に撒くといいのではないでしょうか。私は化成肥料を使ったことはないので、それでベビーリーフがどんな味になるのか知りませんが、面倒なことは考えず気軽に栽培するのなら、それもいいと思います。

私は裏菜園の土を持ってきて、苦土石灰やかきがら石灰を混ぜ込んでpHを調整し、養生してから発酵肥料を混ぜ、少し置いてから播種しました。土はほとんどフトミミズの糞で、団粒構造にはなっているのですが、できたてのものではないので、肥料分はほとんど抜けています。そこで少しだけ面倒な手順を踏んでベビーリーフのための用土を作りました。私は野菜用の培養土を使ったことがないので知りませんが、培養土には肥料がすでに仕込んであるので、お手軽にできそうです。しかし、較べてみなければ言えないことですが、私の作ったベビーリーフ用土も、そう悪くはなさそうだと思います。
Commented by sakae at 2013-10-23 17:24 x
自然の恵みに感謝。
Commented by 一拙 at 2013-10-23 21:48 x
労して得た恵みです。
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by 130atm | 2013-10-21 10:05 | 野菜 | Comments(2)

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by 一拙
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