赤花の蕾
2014年 04月 09日
赤花でまともに育ったのは、これだけ。
去年実生で育苗したオキナグサのうち、赤花がもっとも不調で、そのほとんどが消えてしまいました。紫花もあまり元気がなかったのですが、総じて不調だった原因は、育苗ポットが過湿になってしまったことにあると考えています。梅雨時にも育苗ポットをはめ込んでいるケースを外に出しっぱなしにしていたので、過湿を嫌うオキナグサにとっては苛酷だったのでしょう。同じように育苗した白花西洋オキナグサは元気に育って、冬になる前にもう花を咲かせてしまうという早熟ぶりでありました。
拙庭花壇のオキナグサは、まず白花が咲き、日本オキナグサが咲き、そうして紫花が咲き出しました。すべて去年実生で育てたものなので、株としてはまだ小さいのですが、枯れてしまわなければ年々大きくなってくるはず。同じ場所に3株定植した赤花は、2株が消えてしまったので、残っている白花をそこに植えました。
早春にスリット鉢に植え替えた白花は1つだけ花を咲かせましたが、拙庭花壇に定植したものは、ぼってりと大きな花弁(萼)の花を咲かせ、さらに蕾をあげてきました。鉢植えよりもやはり地植えのほうが、育つ環境としてはふさわしいのでしょう。
日本オキナグサは個体差がありますが、1株に6個も蕾を上げてきたものがいくつかあります。6個で終わるのか、もっと出てくるのか分かりませんが、去年タネ播きしたものとしては、上出来ではないでしょうか。
去年は拙庭の花壇の土を殺菌しました。白絹病が発生しなければ、大株になるでしょう。