ミミズとアシタバ
2006年 05月 18日
マイマイやナメクジ、コウガイビルにミミズ、うんざりするほどのダンゴムシ。でもこれは去年までの話。
菜園にミミズのエサ場をつくっても、雨の夜になると徘徊するミミズは徘徊しています。バラ鉢のボカシの微生物が何かの波動を出しているかのように、それに誘引されてシマミミズが集まってきます。這いのぼっているものはもちろん、マルチを剥がして中にいるミミズも捕獲します。残念ながら逃がしてしまうものもありますが、すでに鉢の中に住み着いているものもいます。
1匹や2匹のミミズの糞で目詰まりしてしまうほどの用土ではありませんのでそう神経質になることもないでしょうが、捕り逃がすと何とも悔しい。
菜園や通路など、目に入ったミミズは片っ端から拾い捕りましたが、中に虹色の反射光を持つミミズが何匹かいました。フトミミズの幼体です。大きさは今のところシマミミズと変わりません。
大きなフトミミズはいませんから、やはり言われているように冬を越せずに命を終えたのでしょう。その代わりしっかりと命をつないでくれたようです。去年は300匹ほどのフトミミズを拙庭に導入しましたから、同じ数の子どもができれば糞塊いっぱいの1坪菜園になります。シマミミズとちがって繁殖力は弱いようですから、場合によってはまた「秘密のミミ園」から来てもらわなくてはなりません。
去年導入したフトミミズの糞塊が効いたのか、1坪菜園のアシタバが1メートルを越すほどに生長しています。根元も孟宗竹のように太いので、1本の若い茎だけでも食べ応えがあります。ネット通販のビデオを見たらとても小さい茎葉だったので、こんなに大きくなっては食感がよくないのだろうかと思ってしまいます。アシタバは1~2メートルに生長すると言いますから、これはまだ普通の大きさなのでしょう。
小さな庭ですから、去年からマイマイとナメクジは徹底的に駆除しています。雨の夜はツバ広の帽子をかぶって懐中電灯を照らしながら探索します。完全にはなくなりませんが、それでもほとんど見つからなくなりました。数日前にはバラによじ登ろうとしているナメクジを発見。油断なりません。
先月には小さなヒキガエルを見ましたが、最近はさっぱり姿を見せません。
各地でバラの開花報告が相次いでいます。当地の春は寒かったので、バラの生長も遅れています。このところ気温が平年に近くなりましたので、やっと蕾も見えてきました。