ためし掘り
2015年 10月 07日
裏菜園の西側、共有区画にこの春定植した鳴門金時。
もう収穫しなければならない時期なので、芋掘り大会の日程を決め、告知文書をつくってから、ためし掘りをしてみた。
場所は西側の畑の北端。もう土からイモがはみだしていた。慎重に、イモを傷つけないように深く掘ってみると、1株に大中のイモが6つもついている。大きなものは巨大といってもいいほどだ。残念なことに、イモからもう芽が出ている。もっと早くに掘り取るべきだったのだ。株は50株近くある。全部の株がこれと同じとは思わないが、今までにない収穫が見込めそうだ。
この鳴門金時は、『現代農業』に載っていた、くず芋ができにくいという定植法でやってみたのだが、その通り見事にくず芋ができていない。形はいびつだが、これは深耕していないのと、土に小石が混じっているからだ。
春に畝立てを菜園仲間で実施したが、そのあとの苗の購入、定植から草取り、ツル返しまで、私ひとりでやってきた。ということは、一人でも管理できるということである。肥料もいらず、手間もかからないとなれば、何ともありがたい作物ではある。
ちなみに、くず芋ができにくい定植法というのは、購入してきた苗の長い茎葉を3つほど残して先端部と後部を切り落とし、30分ほど乾かしてから茎葉が土の上に出るようにツルを横にして植えつけるという方法である。たった1株をためし掘りして、この方法が結果がよかったと断定するのは早いのかもしれないが、おそらくいい結果が出るものと考えている。