拙庭の野菜
2015年 11月 03日
播種してから1ヶ月目のロロロッサ。まだ収穫できる大きさに育っていない。ボカシコンブとリンカリ肥料を小量元肥にしただけだから、チッソ分が足りないのだろう。ロロロッサは3つの苗が萎れた。これは、潅注してきた土着菌培養液の濃度障害である。200倍に希釈して何度も潅注した。これがよくなかったようだ。EMの拡大培養液を潅注するときには、500~1000倍に希釈するというのが原則だ。液肥と同じで、濃ければ障害が出るから、適正な希釈倍率を守る必要がある。
私のつくった最初の拡大培養液は、すくい取ったごはんに付着している培養液を水に溶かして拡大培養したので、通常の培養液よりも濃かった。それをいつもの倍率で希釈したので、苗が萎れたのだろう。EMのように、私の培養液も1000倍希釈なら、潅水のように施してもいいわけである。毎回これを実行するのは面倒だから、やはり1週間か10日に1回程度、500倍希釈の培養液を潅注していくことにした。
プランターのアイスバーグレタス。播種してからちょうど1ヶ月。そろそろ収穫できる大きさになっている。これもボカシコンブとリンカリ肥料を元肥にしている。この大きさになったら追肥をしてもいいので、有機肥料から抽出した液肥を20倍に希釈して潅注した。土着菌培養液の濃度障害は出ていないが、これも500倍程度に希釈して潅注していく。
大葉春菊は間引きをした。これでもまだ混み合っているように見える。裏菜園のベビーリーフの1面を撤去したので、そのビニールトンネルを持ってきて春菊に設えた。高さがあるので、かなり大株になっても、頭がつかえることはない。この様子では冬のあいだずっと収穫ができそうなので、今年は播種のタイミングがよかったと言えるだろう。
65型のプランターのアイスバーグレタスとロロロッサ。こちらはポット苗で大きくしたものを定植したので、200倍希釈でも濃度障害は出ていない。最初に施肥して、そのあとには土着菌培養液だけ潅注してきた。なんだかだらしなく大きくなっているように見えるが、葉は硬く、パリパリである。このアイスバーグレタスはまだ結球する様子を見せていない。