肥料のちから


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拙庭のプランターのアイスバーグレタス。
3日前に撮った写真とくらべてみると、急速に葉を大きくしたのが分かる。肥料をやったからだ。
3日前に写真を撮ってから、まず有機肥料のブラドミンから抽出した(ブラドミン1:水10)液肥を20倍に希釈して潅注。2日前に、有機配合肥料を条間に少なめに施し、浅く土に混ぜ込んだ。そして500倍希釈の土着菌培養液を潅注した。その2日後の状態の写真である。施肥の効果が歴然としている。これはまず液肥による肥効だ。配合肥料の肥効はこれからあらわれてくる。
以前には自家製の発酵肥料で液肥を作っていた。それはよく効いたのだが、このブラドミンで同じように作ったら肥効がよく確認できなかったので、作ったものをほとんど使うことはなかった。しかし、油粕を水に浸けて醗酵させたときのような、あの臭いはしていたから、やはり肥効はちゃんとあるのだろう。速効だし、液肥は施肥も楽なので、これからはまめに使用していこうと思っている。

無農薬はもちろんだが、最近は無肥料栽培の記事ばかり見ているので、施肥すると、何かうしろめたい気持になってくる。口に入れるものに化成肥料を施肥したことはないが、有機肥料でもこれだけすぐに肥効があらわれてくるのである。
しかし、肥料過多は虫を呼ぶ。今の時期に蛾は見られないが、赤黒いアブラムシは多肥に敏感だ。アンモニアの臭いを嗅ぎつけてくるのだろうか、びっしり葉に発生することがある。
今のところ虫はついていない。元肥として窒素肥料をやっていないからだろう。小量でも窒素肥料をやったからには、これから虫がつくのかもしれない。

裏菜園で栽培するベビーリーフの収穫期間はほぼ1ヶ月。拙庭で冬のあいだ栽培するベビーリーフは5ヶ月保たせたいところだが、それはかなりむずかしいだろうと思う。気温が低いからトウ立ちすることはないと思うが、施肥の間隔をしっかり守っていけば、3ヶ月ぐらいは収穫できるかもしれない。ベビーリーフには、わが家の生活がかかっているのである。
Commented by sakae at 2015-11-09 00:36 x
こんばんは
アブラムシって香りに誘われるんだ。。。
そうなんだ。
Commented by 一拙 at 2015-11-09 08:22 x
アブラムシは臭いに誘われるのかどうか、私には分かりませんが、そうとしか考えられないのでそう思っただけです。
シマミミズにしても、たぶん臭いセンサーがあって、生ゴミや微生物の増殖している有機物の臭いを感知して、そこに移動してくるのではないかと思います。
以前、プランターのシマミミズが、雨の夜に、臭いをさぐるが如く、頭を持ち上げて、何か臭いのする方向に移動していくのを見ました。コウガイビルにしても、フトミミズの臭いを感知して集まってきたのだと思っています。
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by 130atm | 2015-11-06 20:02 | 野菜 | Comments(2)

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by 一拙
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