青花と紫花の西洋オキナグサ
2016年 03月 21日
7号朱温鉢の紫花西洋オキナグサ。硬い殻を押し広げて、根生葉と蕾を包む茎葉があらわれてきた。
最近の一部の園芸店では、以前は「紫花西洋オキナグサ」として売られていたものが、「青花西洋オキナグサ」として売られるようになっている。そして「紫花西洋オキナグサ」というタグのついたものは、赤紫色の花を咲かせたものだ。これは以前には売られていなかったように思う。
数年前に、赤花西洋オキナグサのタネで実生苗をつくり、拙庭花壇に定植したものが、赤紫色の花を咲かせた。赤花のタネが赤紫の花のDNAを持っていたというのは、どういうことなのだろう。その赤紫色の花を咲かせた株から去年タネを採って育苗したのが写真の株。
赤花の子が赤紫の花を咲かせたのだから、この赤紫の花の子が、同じ赤紫の花を咲かせるとは限らない。先祖返りして、赤花になるのかもしれない。