土づくりはうまくいったか


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冬のあいだは大量の落葉で堆肥づくりをした。この冬はいつもの年より寒く、3月になっても落ち葉の分解がすすんでいないように見えた。4月になって裏菜園の右枠にベビーリーフの播種をしようと、堆肥の表面を篩にかけた。落ち葉は柔らかくはなっていたものの、かなりの量の落ち葉が振り分けられたので、とりあえず用土袋2袋に収納。

左枠は5月になったらベビーリーフの播種をする予定。最後の切り返しをしたところ、意外に中身は分解がすすんでいて、腰の負担が軽くなった。これなら播種前に篩にかけても、残る落ち葉は少なくなりそうだ。私の土づくりの材料は、基本的に落葉だけだ。落葉に土着菌培養液を散布して、元からある土と混ぜ込む。そうして自然に落葉が分解してくるのを待つ。冬のあいだに何度か切り返して分解を促すが、米ぬかを入れなかったために分解が遅れるのではないかと心配していた。

私は(つくってはいるが)生ゴミ堆肥を入れていないし、牛糞堆肥などの家畜糞堆肥も入れていない。用土を買ってきて菜園に入れることもしていない。しかしもみ殻やもみ殻燻炭を少し加えている。一般的な有機農法なら、各種の堆肥をつくったり買ったものを投入したりしているだろうが、落葉を堆肥化させただけの土でどういう野菜ができるのか、試行錯誤中だ。

私の場合は、農薬はもちろん使用せず、化学肥料も化成肥料も入れない。かといって、無肥料というわけでもない。発酵肥料は少量使う。ベビーリーフ以外は購入した発酵肥料を水で溶脱させた液肥を使うので、自然農法を標榜しているわけではない。人はそれぞれそのレベルで、知識や経験を止揚しながら栽培技術を向上させていく。だから、毎年同じというやり方はしていない。さて、その結果はどうなるのだろうか。

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by 130atm | 2017-04-11 16:43 | 発酵肥料・堆肥 | Comments(0)

民草のつぶやき


by 一拙
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