蝴蝶の夢

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2018年 01月 31日

だし巻き玉子のミステリー


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家人が突然、だし巻き玉子をつくると言い出した。
今まで家人がそれをつくったことはなかったはず。
聞けば、「だし巻き玉子の素」というものを2袋もらってきたという。
その袋には、「料亭のような一品が手軽に楽しめます」と書いてあった。

もう何年も使っていなかった銅製の重い(870g)卵焼き器を引っ張り出すと、少しカビが生えていた。それをよく洗い、油をなじませて焼いてみたが、溶いた玉子がこびりついてスクランブルエッグ状態になり、悲惨な出来上がりになった。どうもこれは家人の料理の腕とは関係がなさそうだ。

この玉子焼き器は私の単身赴任時代に合羽橋で買ったもので、ふつうは錫をひいてあるが、これはセラミックをひいてある。時々玉子4個でだし巻き玉子をつくり、酒の肴にしていた。

だし巻き玉子の素はもう1袋あったので、今度は私がつくることに。
焼き器をしまうときにしっかり油を塗っておいたのだが、それでもこびりついて同じような結果になった。焼き器にまだ油が馴染んでいないのだろうか。
こうなると意地でも再挑戦ということになる。1週間ほどして、ふつうの顆粒だしでだし汁をつくり、みりん、醤油、砂糖を少々加えて3個の玉子に混ぜ、十分に油を敷いて熱くした焼き器に流し入れた。
するとどうだ。今度は底にこびりつくことなく、きれいに仕上がったではないか。もちろん味も悪くない。わざわざ何とかの素を使わなくても、家にある調味料で、うまくできるのである。

うまくできなかった原因はどこにあったのか。
久しぶりだったので、焼き器に油が馴染んでいなかったのだろうか。それとも、「素」に、こびりつく原因があったのだろうか。
だし巻き玉子は、むずかしい料理ではない。巻き簀で巻かなくても、形は整う。
今ではもう凝った料理はつくらなくなったが、日常の料理でも、少し考えてつくると、味のグレードがアップする。夕食にもう1品欲しいというときには、このだし巻き玉子はうってつけだ。


by 130atm | 2018-01-31 13:21 | 料理 | Trackback | Comments(0)
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