瀕死の苗の復活?
2018年 06月 23日
この自根苗の「黒陽」は、1週間もまったく葉が展開することなく、このまま終わってしまいそうなたたずまいだった。見るからに瀕死の状態。それでも花だけは咲かせ、やがて花弁は落ちた。
こういう苗は、葉を出すためにまだ顔を見せない実を切り取るのがいいのか、それとも少しだけ実を大きくしてから摘果するのがいいのか、私には分からない。
株の状態から見て、実をつけるだけの体力がありそうには思えない。この実に栄養分を取られるよりは、いっそ切り取って、新しい葉の展開を期するほうがよさそうだ。
4号のポットに植え替えてから10日も経過すると、上を向いていた葉が横になってきた。葉の色も、心なしか濃くなってきたような気がする。やっとのびてきた頂芽の葉は、何と紫色になっているではないか。この瀕死の苗も、やっとやる気になってきたのだろうか。
4号の育苗ポットに足した用土には有機発酵肥料や米ぬかぼかしを混ぜ込んである。土着菌培養液と竹酢液の混合液も潅注した。それでも変化はなかったから、竹酢液を150倍に薄め、潅注した。叱咤激励してやる気になったように見えるのは、その効果だろうか。
しかしこの先は分からない。まだ完全復活と言える状態ではない。この4号のポットの底から根が出てきたら、マンション裏の菜園に定植する。
昨日は千両二号の2つ株から2個のナスを収穫。味噌炒めにして食べた。
まだ6月だから、あく抜きはせずに炒めたが、まあまあおいしくいただくことができた。反省点はある。次回にはごま油とオイスターソースを少し足してみよう。