生ゴミ堆肥の発酵を面白がる その1
2022年 01月 27日
冬は発酵の季節。
ぼかしを作る季節ではないけれど、生ゴミを発酵させることはできる。だから、生ゴミで堆肥をつくることを面白がることはできる。生ゴミは、マイナスイメージである。そのマイナスをプラスにするのが発酵だ。これを面白がらない手は無い。
面白がる秘訣は、よく観察することだ。観察して、つぎはどうなっていくのか、想像する。想像力が乏しければ、面白さも半減する。想像通りにならなければ、どうしてそうなるのか、自分で考えてみる。そうすると、原因が見えてくることがある。
森永卓郎氏は年収300万円時代の到来を予想し、家庭菜園による自産自消を提唱した。卓見であると思う。私ぐらいの規模の家庭菜園ではとても賄うことはできないけれど、食卓の足しになっていることは確かだ。
高価な有機肥料を買うばかりでなく、できるだけ自然農のノウハウを拝借しながら、低肥料で野菜を作りたいものだと思う。
活用できるものはコイン精米機の無料の米ぬか、自宅から出る生ゴミ、そして刈ってきた雑草だ。そして自家製の土着菌培養液とえひめAI-2。今年は青魚でアミノ酸液肥も作ろうかと目論んでいる。無論それだけでは足りないだろうが、できるだけおカネを使わないことを旨として、最大限の成果を上げたいと思う。
さて、コンポスターの生ゴミである。
発酵基材を使うことによって、生ゴミ堆肥が一変した。旺盛に発酵し、臭いもほとんど出ていない。
1月23日に2週間分の生ゴミを堆肥に混ぜ込み、翌日になって温度計と酸度計測器を挿してみた。その後の推移はグラフの通り。