オフェリア
2006年 10月 09日
最初に咲き始めた数個の花はとてもオフェリアとは思えないようないびつな花になりました。そしてたくさんのスリップスが湧いて傷んでいましたので、すぐに摘花してしまいました。
この写真の花は、まだかたい蕾のうちにスリップスが入り込まないよう不織布で包んでいたのですが、雨と強風ですっかり外側の花弁が傷んでしまいました。ハウスで育てるようなわけにはいきませんから、この程度が妥協のしどころ。少しはオフェリアらしくなってきたでしょうか。花茎が細いために花が横向きになってしまいました。
昨日ほどではありませんが上空の寒気と地上の温かい空気が対流を起こして強い風が吹き、なかなか花が静止してくれません。
これは昼前に撮ったもの。昼を過ぎると今の季節ではすぐに色温度が下がり、夕景になってしまいます。
この花を見ると、J.E.ミレーの「オフィーリア」を思い出します。