アイスバーグ
2006年 11月 06日
ついこのあいだ電話で予約していたもので、郊外のショップで昨日受け取りました。裸苗ではなく、長いポットに入っていました。
初心者の悲しさで、春に買ったジュリアの新苗はシマミミズとネマトーダで枯らせてしまいました。いかに初心者とはいえ、枯らせてしまったことは悔しい。難しいと言われるジュリアですが、ここは何としてもリベンジするほかはありません。前回は10号鉢に植えましたが、これは8号のスリット鉢に入れました。
鉢土は、フトミミズ糞塊を5、日向軽石(中粒)を2、ピートモスを2、粒竹炭を1、そしてゼオライトを0.5という比率で配合。フトミミズ糞菌培養液と竹酢液を希釈した水にどっぷりと鉢を漬け、不織布のマルチをして完了。ジュリアの根はしっかりしていて、癌腫らしきものもネマトーダもないようです。今回はオジさんの面子にかけて失敗するわけにはいきません。
11月に入ると、気温のせいか花が開ききらず、そのまま傷んでいくものがあります。メルヘンケーニギン、アドミラルロドニーがそうですが、オフェリアも蕾もなかなか大きくなりません。これらのHTは10月中に咲かないものは切ってしまうほうがいいようです。
それに引き替え、パパメイアンとイングリッドバーグマンは元気に花を咲かせています。寒さに強い品種と言えそうです。
寒さに弱いと思われるものにセプタードアイルもあります。芽の出てくるのも遅かったのですが、蕾の出なくなるのもいちばん早いようです。セプタードアイルは遅く出たシュートの勢いが止まらず、ついにピンチしましたが、腋芽がまた元気に伸びだしています。冬の剪定時にほかの枝と高さを揃えずに上部だけ剪定しておいたらどうなるのでしょうか。面白い樹形になってたくさんの蕾をつけてくれそうな気もしますが、そんなやり方は邪道なのでしょうか。
今日の花はアイスバーグです。左とその上は同じ花。白い花は写真にするのが難しい。
退院後の手入れがよかった(?)ので蕾もたくさんできましたし、大きめの花を咲かせてくれそうです。8号鉢にしては大株になってしまいましたが、冬にはこれも鉢増しします。
下葉が黄色く枯れてきましたが、この秋はうどんこ病も黒点病もなく、初夏のころとくらべるとウソのようです。