羞ずかしながら水芭蕉を
2007年 04月 21日
その桜を惜しんで家人と近郊の桜を見に行った。といっても桜の名所とか公園とかではなく、街路樹の桜や車窓から見える桜を見るという安易なもの。何に出くわすか分からないので一応カメラを携行した。
途中でもっと足を延ばそうと思い立ち、泉ヶ岳の裾野にある水芭蕉の名所を見てきた。ここはいつも横目で見て通り過ぎるだけで、この湿原に入ったことはなかったのである。
狭い木道に三脚を立てて水芭蕉を撮っている人もいて、通る人に気を使っている。水芭蕉を撮るというのは好かないのであるが、せっかくカメラを持ってきたのだから、手持ちでヒョイとシャッターを押してみた。
泉ヶ岳の裾野の桜はまだ蕾で、満開にはもう半月ほどかかりそうだ。さらにもっと奥の方に車を走らせ、スキー場のさらに奥、舗装道路の途切れる所まで行ってみたら、その先はまだ雪が道に積もっていて、車が走れないどころか徒歩でも難儀しそうな状態である。この先には桑沼という風光明媚な沼がある。今はまだ山菜採りも入らないだろう。 この林道(ふるさと緑の道)を無理して走って行くと、ブナ林のある船形山の登山口(旗坂キャンプ場)に出る。昔ワンボックスの軽自動車で一度だけ通り抜けたが、今の乗用車では底をぶつけてしまいそうだ。