蝴蝶の夢

bongai.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 06月 16日

不調バラの再生

不調のバラのうち、明らかに根に問題があると見ていたのはアイスバーグとパパメイアンである。

パパメイアンは最初に咲いた花の色がおかしく、形もいびつであった。次に咲いたのも同じ。3番目の最後に咲いたものは色はまずまずだったが、形が崩れている。施肥の問題もあったろうが、気候のせいかもしれない。
花が終わって発酵肥料も撒いたが、新芽やシュートが出てもさっぱり伸びてこない。鉢はいつまでもずしりと重い。灌水のし過ぎということもあったのかもしれない。手当は早いほうがいいと思い、ついに株を鉢から出してみることにした。

株はなかなか鉢から離れず、中の半分ほどから根が切れた。よくない臭いがしている。根腐れだ。
あらかた土を落とすと、シマミミズが数匹。カルホス乳剤の腰水をしたときには卵胞だったのだろう。1ヵ月後にまたカルホス乳剤をかけるつもりだったが、ミミズが姿を見せないのでつい油断してしまったのだ。雨の夜には鉢土表面近くに移動してくるから、その時に薬剤をかけるべきだった。

数匹のシマミミズで根詰まりを起こしたのかどうかは分からない。十分保水した状態の上にまた灌水したのが悪かったのかもしれない。どっちにしても、鉢土が目詰まりを起こしていたのである。
用意した用土は、バラの古土の固形物(日向軽石と粒竹炭とフトミミズの硬い糞塊)と腐葉土、ピートモスと馬糞堆肥が4:2:2:2の割合のもの。固形物は古いものを再利用したが、新しいものを使うとすれば日向軽石を3、粒竹炭を1という割合にする。これならフトミミズの糞塊を使わずにつくることのできる配合である。

残り少なくなった根を鉢土に浅めに植えて十分に灌水をしたら、やがて芽が萎れてきた。暑さと日照で吸水が追いつかないのである。鉢を室内に移してしばらくすると、芽がしっかり立ってきた。

f0086944_11355289.jpgもうフトミミズの糞塊は使えないものとして新たに配合を考えてみたが、この配合でシャリファアスマ、ピエールドロンサールも鉢土を替えた。馬糞堆肥をつかったことによるコガネムシの心配はあるが、よく観察しておけば駆除は容易と考えている。自家製の馬糞堆肥も半年間切り返しながら熟成させているから、未熟ということはないだろうと思っている。

次はアイスバーグ。
去年は最も遅くまで花を咲かせていた。そしてこの春。太かった枝は枯れ出し、いくつか小さな芽が細く伸びて、蕾をつけた。細いステムは支えきれずにたわみだした。これは明らかに根がおかしい。(写真上)
咲いた花をすべて切って、鉢から株を出した。ミミズが1匹。根は少しも張っておらず、10号鉢の下半分はドロドロの状態。臭いもしている。

f0086944_1335910.jpgまず根を切りつめて(写真下)、しばらく水に漬けておき、8号鉢に植え替えるべく用土を配合し、水を株元に噴射して土を少し落とし、浅く植え替えた。

アイスバーグの不調の原因は冬の水管理にあったと考えている。冬の水切れで枯らせることを心配し、灌水が過ぎたのである。10号に鉢増ししたのも水はけを悪くしたのだろう。

パパメイアンは日照にあてても新梢が萎れなくなってきた。どうやら活着したようだ。生長が思わしくない場合、まず鉢土の中を疑ってみるのは常識だが、面倒をいとわず、すぐにこうした処置をするのが初心者の第一歩なのではないか。

by 130atm | 2007-06-16 11:39 | バラ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://bongai.exblog.jp/tb/5629982
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< 写真になりにくいバラ      不調のバラあり >>