去年12月の経過観察ではCTスキャンを撮った。半年後の今日もまたCTスキャンを撮った。内臓に異変は見られないという。
腹部を触診したときに主治医は私の減量に気づいたが、CTスキャンの写真には肝臓の脂肪がしっかり写っていた。白い部分が脂肪なのである。そして、肝臓の周辺部が丸くなっている。正常なのは尖っているという。肝臓が肥満なのである。言わば軽いフォアグラ状態。名折れである。名誉は回復されねばならぬ。しかし、主治医自らも脂肪肝であるという。飽食日本! 食料自給率の低いこの国の大いなる矛盾!
肝臓の脂肪は、皮下脂肪のようには簡単に減らないそうだ。長い期間をかけて酒を控え、カロリーを制限しなくてはならない。加えて運動をして肝臓の脂肪を消費しなくてはならないが、そのためにはまず皮下脂肪と内臓脂肪を先に減らさなくてはならぬ。道遠し。だが、まだ日は暮れてはおらぬ。
減量目標は63キロに置いていたのだが、この程度ではフォアグラは改善されそうもない。60キロにしたらどうか。
社会人になってからこんな体重に落ちたことはない。学生時代は55キロ程度だったが、これは食うものも食えないひもじい時代のことである。60キロというのは恐らく無理で、運動をして痩せるということは筋肉が増えるということでもあるから、やはり63キロがいい目標なのではないか。脂肪が減って筋肉が増えれば、見た目には実体重よりもスリムになって見えるはずだ。きっと肝臓の脂肪も減っているはず(?)。
問題は早起きができるかどうかにかかっている。そのためにも早寝しよう。