蝴蝶の夢

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2007年 07月 03日

再利用できるバラ用土

「バイオゴールドの土」というのがある。「自然のサイクルにきわめて近い環境」を再現しているという。土壌微生物の働きなどで土が固くならず、自然の腐葉土の臭いがするらしい。職人による入念なチェックを行うために大量生産はできないが、「世界標準の土」を自負している。
私はその用土を実際には見ていないが、どの素材をどういう割合で配合しているのだろうか。自然の中で発酵した腐葉土を採取してくるというから、まず量の確保が難しい。山にある腐葉土は小枝がが多く、夾雑物を取り除いて腐葉土の純度を高めるのは大変である。それが職人によるチェックということなのだろうか。
しかし、もし赤玉土も使われているとしたら、これは私の規準からすれば使えない用土になってしまう。

捨てるものが発生せず、古土をそのまま再利用できるバラの用土というものはないのだろうか。
私はバラを始める前に、フトミミズの糞塊を使った用土を考えた。こんなものを用土に使うのは聞いたことがないから、私は密かに興奮していた。
フトミミズの糞塊は秘密の場所から採取してきた。篩にかけて夾雑物を取り除いたものを4割にして配合した。フトミミズの糞は理想的な団粒であり、完全な腐植物である。私はこの用土を「これでも使えるのではないか」用土と考えた。

「これでも使えるのではないか」用土にはシマミミズが侵入して排水性が悪化し、根腐れを起こしてしまったが、その反省を踏まえると、仙台のような冷涼地では、保水性より排水性や通気性を高めたほうがいいような気がする。そのためには形が変化しない固形物を過半数の割合にしたらいいのではと、今は考えている。
もうシマミミズの被害は低減しているが、それでも用心する必要はある。固形物は十和田砂中粒4割、粒竹炭2割である。十和田砂は日向軽石に比べて多孔質で、保水性はやや高い。これに自家生産のフトミミズの糞を2割、ピートモス1割、自家製馬糞堆肥1割。
机上の空想では、排水性と通気性はかなり高くなる。フトミミ糞の純度も高い。この用土を1年間使用しても、発生する微塵は少量だろう。この古土の固形物をそのまま再利用し、フトミミ糞とピートモスと馬糞堆肥を足すだけでまた新しいバラ用土にすることができるのではないか。

私はこの用土を「少しはマシなのではないか」用土と思っている。「世界標準の土」を自負するような自信はないが、私オリジナルの、私にしか作れないバラ用土だ。
f0086944_146733.jpg

写真は一坪菜園で育ったフトミミズの排泄した糞。山の腐葉土より腐植の純度は高いはず。夾雑物は取りきれていないが、団粒がはっきりしている。無臭で、排水性も通気性もいい。
私がもし広い庭を持っているのなら、馬糞と桜の落ち葉でフトミミズの糞を量産させることができるのだが。

by 130atm | 2007-07-03 14:06 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(4)
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Commented by sakae at 2007-07-04 01:59 x
土と堆肥は奥が深いっす。
sakaeんちは高温だから水はけと通気はめっちゃ微妙。
栄養とのバランスも今回学ばせていただいております。
Commented by 一拙 at 2007-07-04 09:24 x
気候条件もみな違いますし、これが一番という方法はないでしょうから、それぞれ自分に合ったやり方を模索するしかないでしょうね。
Commented by みけ at 2008-12-08 23:06 x
この記事を元に今年は植え替えの土を大幅に変えるべく、ピートモスを買い込みました。

どんな配合にしようか楽しみです。
Commented by 一拙 at 2008-12-09 13:43 x
フトミミズの糞を使うことで、計算違いがひとつありました。
それは、糞塊の中にフトミミズの卵胞が隠れていたこと。
バラの鉢の中でそれが孵化して、鉢の中で生長するのです。
エサが少ないのであまり大きくはなれませんが、バラにとっていいのかよくないのか、検証できていません。
私のバラ用土は、まだ試行錯誤の途中です。^^;
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