クイーン・オブ・スウェーデン

東北はバラ祭りの季節になった。
ニュースで取り上げられるのは、わが故郷大館市の「石田ローズガーデン」。宮城県や山形県のバラ園のTVCMもさかんに流れている。そんなところは有料だから、無料の「仙台市農業園芸センター」のバラ園という手もある。通年パスのある「泉ボタニカルガーデン」でもバラ祭りをやっているようだが、ここのバラは数が少ない。わが庭のバラはもう盛りを過ぎて、今年も不調をかこったバラが何本もある。

咲くには咲いたが、どうもいまひとつというのがこの春は多かった。
フェンスの外に向かってバラは咲いているのだが、家から見ていると、若い人(学生たち)はまったく無関心で通り過ぎる。ひと通りたいていのことを経験してきた私とちがって、彼らにはもっと興味のあることがたくさんあるのである。

咲きはじめたときには長雨でさんざんだったクイーン・オブ・スウェーデン。このところの好天つづきで、少しはまともに咲くようになってきたか。
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全開より、これくらいが私の趣味である。
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全開の姿。数日すると、この形のまま花弁がまとまってドサッと落ちる。
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雨続きのときにはシマミミズの駆除に追われたが、晴天が続くとこんどは蟻の駆除に追われている。バラの鉢にたくさんの蟻が群がっていて、巣をつくりだすと、鉢のスリットから細かい土がこぼれるようになる。蟻がせっせと土を外に捨てているのである。細かい土だと蟻で、団粒になった土がスリットの外に落ちていると、鉢の中にフトミミズがいる証拠だ。カルホス乳剤を灌注すると、びっくりして鉢土の上に出てくる。
Commented by sakae at 2008-06-12 02:44 x
このギュウギュウヅメの花弁がたまりません(笑
Commented by 一拙 at 2008-06-12 11:01 x
ぎゅうぎゅう詰めはあまり好きではないのです。
もう少し空いてくれたらもっとよかったのに。
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by 130atm | 2008-06-10 15:27 | バラ | Comments(2)

民草のつぶやき


by 一拙
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