蝴蝶の夢

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カテゴリ:発酵肥料・堆肥( 139 )


2018年 11月 13日

堆肥で過敏性肺炎?


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落葉堆肥を仕込んでから1週間が経過したので、1回目の切り返しをした。
それまで堆肥の温度は40℃ほどに上昇していたから、熱で水分が蒸散し、堆肥の中は乾いているはず。表層部分だけ最初に切り返して覆っている土と混ぜ込み、水をかけて浸透させてから切り返そうと考えた。

切り返しに着手したら、モウモウと煙が舞い上がった。煙の正体は、発酵した米ぬかから飛散する土壌微生物だ。無風だから煙が移動せず、その煙をまともに吸い込むことになった。できるだけ呼吸を抑えながら表面の切り返しを終え、EM活性液を混ぜた水を如雨露4杯分(32リットル)かけ、本格的な切り返しに入った。

まだ1週間目だから、発酵にムラがあって、米ぬかがそのままのところもある。切り返しているあいだにも微生物の煙が立ち上がった。発酵臭も拡散し、着ているものや髪の毛、皮膚にも付着していて、家人から「臭ってる」と言われた。
数時間かけて切り返しを終え、シャワーで全身を洗ったが、手についた臭いがなかなか消えない。着ていたものは全部洗濯かごに。

心配だったのは、堆肥と肺炎の関係だった。だいぶ前に、堆肥を扱う農家で、微生物が原因の肺炎にかかる人がいるという話をどこかで見たことがあった。慢性的なもので、堆肥を扱うごとに土壌微生物を吸い込むのが原因だという。
モウモウと立ち上がる微生物をまともに吸ったので、変な咳が時々出る。このままおさまればよいが、肺炎にでもなったら大変だ。


写真は、切り返し終わった堆肥に土をのせ、ブルーシートで覆った光景。
この木枠の中で切り返しをしたため、堆肥がこぼれないように畦板を挿し込んでいる。数日すれば堆肥の嵩は落ち着いてくるので、畦板をはずす。雨が堆肥にしみ込まないよう、風に飛ばされないようにシートはしっかり固定しておく。
春まで1ヶ月に1回、水分調整をしながら切り返していく。


by 130atm | 2018-11-13 11:40 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2018年 11月 06日

園芸は格闘だ!


落葉堆肥の仕込みが完了した。


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米ぬかがまぶされているのが分かる。


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中央枠にまず山の落葉を1袋投入。乾いているので水をかけて撹拌し、少し葉が湿ったところに土着菌培養液とEM活性液(拡大培養液)の希釈液を散布して、もういちど撹拌。しんなりしたところで米ぬかを撒き、さらに籾殻を撒いて全体に混ぜ込む。そうして落葉が見えなくなる程度に土をかぶせる。そういう仕込みを4回繰り返した。下層から、山の落葉、桜の落葉、山の落葉、最後に桜の落葉。30キロの米ぬかは残らなかった。

木枠の高さ以上の嵩になるから、畦板をはめて積み上げた。これはほぼ目論見通りの嵩。これだけ積み上げても、完全に分解すれば半分近くの嵩になる。
最後に落葉が見えなくなる程度に土をかけ、そこに水を散布してブルーシートをかけておいた。
10時から開始して、夕方の4時に終えることができた。この作業はかなり力仕事で、まさに園芸は格闘だ! 腰に疲労がきている。

土着菌培養液は、休眠中の原液を拡大発酵させたばかりのものを使用したが、完全に発酵が終了しておらず、まだ泡が発生している。今回はEM活性液を併用。これは嫌気性微生物が主なので、好気性微生物を補完するものとなる。
培養液の中の微生物は、時間の経過とともに死滅していくようだ。古くなった培養液の生菌率はかなり低下していると言われている。使用期限を決めておくか、一定期間が経過したらまた糖蜜と水を加えて拡大発酵させるかして、生菌率を維持させる必要があるだろう。

1週間から10日後には最初の切り返しをするが、これもかなりきつい。菌がまわって落葉が固まりになっているから、それをほぐしながらの作業になる。


【参考】
筆者の研究室では、微生物資材の品質管理について研究しています。分析法のひとつに、微生物の「活きの良さ」を調べる方法があります。生菌と死菌を染め分ける蛍光染色法を用いて市販の微生物資材を調べると、とんでもないことが分かってきました。写真(省略)は一例で、ほとんどが死菌です。きっと製造したては生菌ばかりだったのが、流通期間中にほとんど死滅したのでしょう。液体の製品(14点)では生菌率が平均28%、粉末の製品(9点)では44%でした。中には生菌率が1%以下というものさえありました。これでは、いかに優れた微生物でも期待される効果を出すのは難しいでしょう。このような現状を考えると、とりあえず利用者としては、表示のしっかりしている製品を選び、自分でも効果を確認しながら使う必要があります。(佐賀大学農学部教授 染谷孝 『農業共済新聞』2013年6月2週号掲載)


by 130atm | 2018-11-06 12:00 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2018年 11月 02日

船形山で落葉を


山に行けばいくらでも落葉がありそうなものだが、大量に溜まっているところは意外に少ない。
桜の落葉だけでは足りないので、行き慣れた船形山まで取りに行ってきた。片道1時間少々。

雨模様だったので落葉が湿っているが、カラカラに乾いているよりも、たくさん詰めることができる。
登山口の駐車場のすぐそばにはたくさんの落葉がたまっているし、少し奥の旗坂キャンプ場にも大量の落葉がある。
ここを何往復かして駐車場の車のところまで担いでくる。
袋は2つだが、ひとつの袋に2回分をギュウギュウ詰めにした。それを車に積み込む。ステーションワゴンタイプだから、難なく押し込むことができる。でも、湿っているし、ギュウギュウ詰めにしたので、重かった。この車は、落葉を積み込むことを前提に選んだ。車にはこの袋を4つ入れ込むことができる。ふつうの乗用車ではこうはいかない。


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山の落葉は特に小枝が多く混じっている。台風などの強風で折れるからだ。大きなものは取り除いてから袋に詰めるが、小さなものは堆肥の切り返しのときなどに取り除く。

堆肥づくりの落葉は単一ではなく、何種類も混じっていたほうがよいとされる。私は桜をメインにして、山の落葉を加える。桜は落葉堆肥には向かないとされているが、これはフトミミズがよく食べるからだ。フトミミズは何の落葉が好きか、それは分からない。確かなのは、分解途中の桜の落葉を食べるということ。好物ではないのかもしれないが、私は堆肥の材料として重視している。


帰路の風景。今年は紅葉が遅い。


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途中に「風早峠の水」という沢水を汲むところがある。パイプからは勢いよく水が出ている。左の赤い箱に少々のおカネを入れ、持参の白いタンクに水を入れてきた。これで明日のコーヒーを淹れる。


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by 130atm | 2018-11-02 14:01 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(4)
2018年 10月 30日

落葉堆肥づくりの季節


去年も大量の落葉で堆肥をつくったが、裏菜園の土は嵩が激減して、又しても大量の落葉堆肥を作らなくてはならなくなった。
土が激減したのは、降雨や灌水で土が締まり、圧縮したのである。耕起して空気を含めばある程度まで嵩は回復するのだが、土の量が多いことに越したことはないから、土づくりをするのは園芸家の宿命でもある。専業農家の土づくりにくらべたらママゴトの如き量だが、それでもかなりのエネルギーを要する作業だ。


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桜の木のある公園から桜の落葉を集めてきた。熊手で掻き集め、ネットの袋にぎゅうぎゅう詰めにした。それを車のある場所まで担いでくる。この作業だけで3時間かかっている。今日は下半身が筋肉痛で、起ち居もままならない。
1日たつと、落葉の嵩が減ってきているではないか。自重で圧縮されていくのだ。これだけではまだ足りない。山に行って、もう2袋分の落葉を取ってこなくてはならない。


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裏菜園中央枠の土を左右の枠に振り分けた。
底から木枠の高さまで40センチ少々ある。ここにはかなりの量が入る。
投入するのは落葉、米ぬか、籾殻、そして土。もちろん土着菌培養液を落葉にかけて湿らせ、米ぬかをまぶす。籾殻は大きな袋で2つ。米ぬかも15キロ入りの袋2つを用意する。
仕込みが終われば山のような量になる。それでも発酵して分解が進むと、びっくりするほど嵩が激減していく。賽の河原の如き堆肥づくり。
4月いっぱいまで、約半年の期間で使える堆肥にする。


家人が通っている体育館での体操教室が今日は休みなので、少し遅いが、近くの泉ヶ岳という山のあたりで紅葉狩りをしてきた。
時雨れていて雨模様だったが、一瞬山の中腹に陽が射してきた。


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by 130atm | 2018-10-30 16:16 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 14日

落葉堆肥とフトミミズ


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マンション裏菜園の落葉堆肥はかなり発酵が進んで、黒々としてきた。
表層を掘り返してみると、写真のようにフトミミズの幼体が出てくる。シマミミズとちがって、透明感のある身体だ。
落葉堆肥の分解度は、市販の腐葉土よりも進んでいるように見える。手で触れると、ホカホカと温かい。米ぬかも混ぜ込んでいるし、日中は太陽光がビニールシートを透過して地温を上げるから、夜でも温かい。

自然界よりも、裏菜園のフトミミズの卵胞の孵化は早い。暖かくなるこの時期から、急速に生長してくる。6月から7月にかけての梅雨時には、もう成体に近い大きさになるだろう。
びっくりするほどの数がいるわけではないが、オオミスジコウガイビルの被害さえ少なければ、来年の同時期にはどれだけの数が見られるのか、想像できない。

理想的な団粒構造の土は、やはりフトミミズの糞塊だろう。このフトミミズが大きくなれば、やがてこの落葉堆肥は糞塊で覆われる。この糞塊は肥料分ばかりでなく、土壌微生物もたくさん含まれている。この堆肥を仕込んだときから土着菌培養液をかなり散布してきた。ここには千両二号とキュウリを植えることにしているが、特にナスの生長がどこまでつづくのか、興味のもたれるところだ。


by 130atm | 2018-04-14 13:17 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 05日

小さな菜園だが


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マンション裏の日当たりの悪い小さな菜園だが、小さいなりに、いくらでも工夫して楽しむことができる。
体調もよくなったので、あれこれ想像力を働かせて土づくりをしてきた。

写真の中央枠は、落葉堆肥の最後の切り返しを終えて、たっぷりと土着菌培養液を散布し、遮光ネット(90%)を張って、その上にビニールシートをかぶせている。
切り返したときに、思いのほかたくさん(でもないが)のフトミミズの幼体が出てきた。この中央枠で落葉堆肥をつくってきたが、去年よりずっと分解が進んでいる。それはやはり米ぬかを1袋(15キロ)投入したのが効いたのだろう。この冬は例年より寒かったが、まったく日照のないこの期間でも分解は進む。ふつうであれば落葉は数年かけて堆肥にするが、わずか半年ほどで堆肥化できたことになる。

左枠の土は、プランターの用土やセルトレイや育苗ポットなどに使うために持ち出したので、かなり減っている。そのため半分に仕切って、前半分をベビーリーフ用にし、ナスを植える後ろ半分は、足りない土を中央枠の落葉堆肥を足して高さをそろえた。そこにも遮光ネットを張り、ビニールシートで覆った。こうすることで地温が上がり、落葉堆肥の分解を早めるし、遮光ネットの効果で、堆肥の表面の乾燥を防ぐことができる(?)だろう。
土を裸にしておいてはいけないというので、左手前半分にもたっぷりと土着菌培養液を散布し、防草シートを張っている。

購入した米ぬかはまだあるので、土着菌培養液を混ぜ込み、それをこの落葉堆肥の表層に混ぜ込んでいく。土壌微生物たっぷりのこの土づくりはこれで終了。やり過ぎの感もあるが、小さな菜園だからできること。記述を省略したが、土着菌培養液を散布するときには基本的に竹酢液も混ぜ込んでいる。

右枠のベビーリーフは、施肥エリアも無施肥エリアもほとんど出芽した。ただスイスチャードだけはまだ芽の出ていないところがある。昨日駐車場から菜園を見下ろしたら引っ掻いたように土が乱れているので、慌てて土を均した。ダメージが少なかったのは幸いだったが、これはセキレイがミミズをさがして土を引っ掻いたのである。人を恐れない居着きのセキレイは、私が作業をしているすぐそばまで近づいてくる。可愛いのだが、ミミズを放り投げてやると、逃げてしまう。

図書館で有機農業関係の本を見ていたら、土の上に米ぬかを撒いて、その上に微生物資材を噴霧するといいと書いてあった。米ぬかをエサにして微生物が増殖し、病原菌の活動を抑えるというのである。一瞬気持ちが動いたが、よく考えてみると、これは使えない手だ。なぜなら、米ぬかを撒くとスズメが大挙してやってきて、菜園がメチャクチャになるからだ。菜園仲間が米ぬかを撒いて、土が蹴散らされて悲惨な状態になったのを何度も見ている。農業においても、理論と実際はちがうのである。


by 130atm | 2018-04-05 13:21 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2018年 03月 03日

やっと冬も終わり?


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暴風がおさまり、今日は穏やかな日和になった。それでもまだ10℃に達していない。
ガチガチに凍っていた裏菜園の土も、やわらかく融けている。

凍結していたために2月の切り返しができなかった中央枠は、明日切り返す予定。木枠の高さよりずっと嵩があるので、切り返しはいつも難儀する。かなり日照が広くなってきたので、切り返したあとは透明のビニールをかけて地温を上げ、落葉堆肥の分解を促す。地温が上がれば、フトミミズの卵胞も孵化してくる。
4月になったらもう1回切り返すが、それでも完全に分解した腐葉土にはならない。そのままの状態で5月はじめにはキュウリやナスを定植する。

左右の枠の土は、中央枠の土を振り分けている。これも底から切り返してタネ播きに備える。切り返したら空気を含んで嵩が増す。
右枠手前半分はベビーリーフの無肥料栽培をする予定だが、過去の反省を踏まえ、株間を広くするつもり。密植すると、どうしても葉が大きくならない。肥料を入れない代わりに、自家製の土着菌培養液を最大限活用する。強みは土が深いこと。だから灌水をできるだけ控えて根の伸張を期待しているが、はたして今年はどうなるか。


by 130atm | 2018-03-03 14:17 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 26日

米ぬかぼかしの仕込み


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米ぬかは3キロ。土着菌培養液75cc、糖蜜75cc、天然水600cc。
大きめの水切りかごに寒冷紗を敷き、培養液をよく混ぜた米ぬかを仕込んだ。粒はできるだけ細かくしたが、発酵してくるにつれ、ゴロゴロしたものになるだろう。
寒冷紗なので、6面すべてが空気に触れるようになっている。しかし細かい目から若干米ぬかがこぼれ落ちるのが難点。

とりあえず暖房していない部屋に置いている。挿した温度計は14℃を示している。
もうすぐ暖かくなるので、臭いが気になるようであれば、ベランダに出す。
毎日攪拌するのが基本だが、様子を見て霧吹きで水分を補給する必要がある。それは水道水でいいだろう。

今回の観察の要点は、自作の土着菌培養液がどの程度のものなのかを確認すること。発酵の様子でそれを判断できるとは思わないが、日々の変化を観察するだけでも楽しい。温度変化はもちろん記録する。
土着菌培養液の拡大発酵液をつくったとき、30時間後にはもう発酵を開始したから、この米ぬかぼかしも早い段階で発酵が開始するかもしれない。


by 130atm | 2018-02-26 14:21 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(4)
2017年 11月 27日

落葉堆肥をおもしろがる


裏菜園の中央枠で落葉堆肥をつくっている。仕込んだのは11月8日。
落葉は桜とケヤキ。米ぬか15キロ、大袋の籾殻を投入。落葉はカラカラに乾いていたので、何と64リットルもの希釈した土着菌培養液を散布している。落葉と土を3層に重ねていて、1週間経過したら全体を切り返す。その後は1ヶ月に1回切り返しをしていく。

米ぬかは精米したばかりの新鮮なもので、塊になっていないから落葉にムラ無く行き渡った。そこに籾殻を混ぜ込むと、適度な隙間ができる。

この落葉堆肥をおもしろがるにはどうしたらいいか。
それには、堆肥の温度を毎日チェックして一喜一憂するのがいい。中央部分ほど温度が高いだろうと思うが、温度計を挿し込めるのは周辺部。順調に発酵すれば50~60℃になるというが、今までそんなに高温になったことはない。発酵して温度が上昇していることを確認できるだけでいいと思っていた。
驚いたことに、仕込んだ翌日の朝には17℃になっていて、その翌朝にはもう31℃に上がっていた。その後の様子はグラフの通り。


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最初の切り返し前には温度が低下してきた。1回目の切り返しをしたのは11月16日。発酵にムラがあり、葉に米ぬかがついたままのところや白い菌で覆われている部分があった。落葉は概ね乾燥していたので、塊をほぐしたり、希釈した土着菌培養液を散布したりしながらの作業になった。たった1枠だけなのに、2時間半もかかった。
切り返し後は20℃をわずかに上回る温度で推移すると思われたが、毎日1℃ずつ低下してくるではないか。気温が氷点下になる日もあるから、このままさらに低下していくのだろう。

これから月1回は切り返す。再び温度が上昇することはもう望めない。落葉堆肥は仕込んだ方法と場所によって温度の推移は一様ではないが、温度が高く推移すれば落葉の分解も早く進む。わが裏菜園では、まあこんなものだろう。


by 130atm | 2017-11-27 08:47 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(4)
2017年 11月 06日

落葉堆肥づくりの準備


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裏菜園右枠のベビーリーフが終わって撤去したから、いよいよ落葉堆肥づくりをはじめる。
落葉堆肥は中央枠でつくるので、中央枠の左半分の土を左枠に積み上げた。右半分の土も右枠に積み上げる。

土を左枠に移していると、隣の区画のS氏がやって来た。
タイミングよく、明日にでも籾殻が手に入るという。おかげで今回も落葉堆肥に籾殻を混ぜ込むことができそうだ。以前にも籾殻をもらって落葉堆肥に混ぜ込んだが、今ではもう分解して姿が見えない。

今年は落葉の収集のタイミングが遅れ、思ったほどの量にはならなかったが、必要なだけの量は確保できたと思っている。
中央枠に3分の1の落葉を入れ、土着菌培養液を散布して混ぜ込み、そこに米ぬかを振り入れて全体に混ぜ込む。その上に土をかぶせる。その上にまた落葉を入れ、同様の手順で落葉を3層にする。1週間ほどあとに全体を切り返して土と落葉を混ぜる。そこにブルーシートをかぶせ、1ヶ月に1回は全体を切り返していく。米ぬかは1袋(15キロ)を用意。

去年は米ぬかを入れず、落葉に土着菌培養液を散布して混ぜ込むだけにした。それはシマミミズを繁殖させないためだったが、落葉の分解には時間がかかったものの、中央枠の土を掘っていくと、フトミミズはいたが、シマミミズは1匹も発見できなかった。米ぬかばかりでなく、大好物の生ゴミ堆肥も入れていなかったので、有害なシマミミズが生き延びられなかったのだ。

別の場所に畑を持つS氏が言うには、落葉が堆肥化するには4~5年かかるという。米ぬかも土着菌培養液も使わず、切り返しもしなければ、それだけの時間がかるのだ。
私には堆肥づくりをする場所もないし、春にはタネ播きもしなくてはならない。ひと冬のあいだに、完熟とまではいかないが、何とか使えるように堆肥化しなくてはならない。そのためには、土着菌培養液、米ぬか、そして数度の切り返しが必要だ。だから土着菌培養液も質の高いものであることが望ましい。

中央枠でつくった落葉堆肥は、春のタネ播きの前に左右の枠にも分配する。そうして全体を切り返して混ぜ込む。これがなかなかの重労働。しかしシマミミズを駆除しながらの作業ではないから、だいぶ楽にはなる。心臓に負担がかかるから重労働は控えるように医者には言われているが、休み休みやれば大丈夫だろう。


by 130atm | 2017-11-06 21:02 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)