蝴蝶の夢

bongai.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2018年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2018年 03月 31日

紫花西洋オキナグサ


f0086944_16443797.jpg
























マンション裏花壇の紫花西洋オキナグサ。
青花と赤花の中間ぐらいの色合い。日中は咲いていたが、夕刻になると閉じてくる。写真は午後4時ごろのもの。
もう消えているオキナグサもあるが、ほとんどが霜柱により根が浮いてしまっている。この花壇に定植するには、もっと株を大きくしてからのほうがよさそうだ。


by 130atm | 2018-03-31 16:46 | 山野草 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 29日

庭も春らしく


暖かい朝になった。薄曇りで、柔らかい光に包まれている。
拙庭のスイセンも満開になっているし、地植えのオキナグサも花をたくさん咲かせている。

ヤマエンゴサクは子株がたくさんできて、これも花を咲かせている。去年こぼれたタネが1枚葉をあちこちに出している。
写真は、たくさんの株が集合しているもの。タネができたら、ムラにならないよう、空いているところに播いていこう。


f0086944_14561093.jpg
























鉢植えの日本オキナグサ。地植えのものよりは楚々としている。


f0086944_14563473.jpg
























オオバナノエンレイソウ。去年の光合成が足りなかったらしく、全体が小ぶりで花は3つしかない。花のない葉もひとつ。
これが来年も花を咲かせてくれるかどうか。


f0086944_14564727.jpg


by 130atm | 2018-03-29 15:05 | 山野草 | Trackback | Comments(3)
2018年 03月 23日

大地と霊性


f0086944_13165727.jpg



















裏菜園の右枠を波板で前後半分に仕切った。
この波板は廃材。できれば30センチの高さに切りたいのだが、波板を買ってもホームセンターでは切ってくれないので、廃材を利用した。
半分に仕切った擁壁側は施肥エリア、通路側は無施肥エリアにする。同時に播種すれば、生育のちがいがはっきりする。施肥したエリアのベビーリーフは生育がよくなるのが当たり前で、無施肥エリアはハンディがある。
施肥したあとにはこの波板を抜く。またタネ播きするときには波板を差し込んで施肥し、土が混じらないようにする。(そう簡単にいくか?)

狙いは自然農法もどきでベビーリーフを育てることにある。施肥しないとまともに育たないという品種があるかもしれない。それでも、施肥して栽培したものよりは身体にいいにちがいないと思う。有害な硝酸態窒素も少なくなるだろう。
無施肥といっても、かきがら石灰を少量入れているし、竹酢液と土着菌培養液を希釈混合したものを散布している。
施肥エリアの土には作ったばかりの米ぬかぼかしを混ぜ込むし、ペレットの有機発酵肥料を少なめに仕込む。ここにも竹酢液と土着菌培養液を希釈混合したものを散布する。

過去の反省点は、灌水をしすぎたこと。この菜園の土は、ベビーリーフの栽培をするにはかなり深い。水分が足りなければ、根を深く深くのばしていく。灌水のしすぎは根の伸張を妨げ、病気も誘発する。

施肥して栽培したベビーリーフは葉がよく育ち、見た目にもおいしそうになる。でも、できれば無肥料でやりたいから、失敗しても失敗しても、もう一度という気持ちになる。どちらとも決しかねるので、やむなく両方の方式で栽培することにした。こんな小さな菜園での試行錯誤だから、参考になるようなレベルではないが。


今は ラピュタがなぜ亡びたのか 私 よくわかる
ゴンドアの谷の歌にあるもの
土に根をおろし 風とともに生きよう
種とともに冬をこえ 鳥とともに春を歌おう
どんなに恐ろしい武器をもっても
たくさんのかわいそうなロボットを操っても
土から離れては生きられないのよ!
(『天空の城ラピュタ』スタジオジブリより)

ある研究者は、土壌微生物の遺伝子DNAを発光させた像を顕微鏡で観察したとき、暗黒の土壌粒子のなかに、まさに天空に輝く銀河にも見紛う生命の煌めきを見た。そして、我々と子孫の「生命」そのものが、世界の片隅で悠久の歴史を貫く形で伝えられてきた豊かな土と多様な微生物の「生命力」によって守られていることはもはや疑う余地はないことに気づいた。(横山和成『図解でよくわかる 土壌微生物のきほん』)

鈴木大拙の『日本的霊性』に、示唆的な記述がある。
・・・・日本の宗教の実質性は大地に在る。霊性は大地を根として生きている。萌え出る芽は天を指すが、根は深く深く大地に食い込んで居る。大地に係わりのない生命は、本当の意味で生きて居ない。「霊性」は精神の奥に潜在しているはたらきで、宗教意識といってもよい。・・・・

鎌倉時代に勃興した新仏教のうち、史学的には法然の浄土教が本流で、浄土真宗、日蓮宗は亜流であり、曹洞宗は傍流だという(家永三郎)。しかし、大地の霊性に根ざした浄土真宗こそが、鎌倉時代に誕生した真の日本仏教なのだと鈴木大拙は言う。親鸞は京都で法然に師事したが、越後に流罪となり、そこで農民とともに大地の生活に親しんだ。親鸞はそこで大地の霊性を体得したのである。


by 130atm | 2018-03-23 13:19 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(6)
2018年 03月 21日

米ぬかぼかし発酵経過 その4(最終)


発酵の第二段階が終わったようなので、わずかばかりの乳酸菌液を投入したが、これはパワーが弱くて、発酵を止めることはできなかった。そこで、乳酸菌液(ヨーグルト50g+水=400cc)をつくり、それを投入して全体を切り返した。
温度の上昇はなく、15℃から夜には12℃に低下し、翌朝になると16℃に上がってきた。


f0086944_13594355.png


















米ぬかぼかしは最終段階に入った。
仕込んでから21日目。ドライイースト20gと黒砂糖10gを用意し、温湯を注いで混ぜ込み、500ccにする。しばらくすると泡が発生して盛り上がってくるが、それが落ち着いてから、米ぬかぼかしに混ぜ込んだ。
午前10時にぼかしに混ぜ込んだが、数時間経過しても変化が見られない。夕刻になると温度が30℃に上昇してきた。少し甘い臭いもしている。このまま上昇してくればまずいと思い、覆いの新聞紙を取り、切り返して温度を下げた。中央部に陥没をつくり、冷たい空気に触れる面積を増やしておくと、夜には20℃ほどになった。ぼかしの粒々が心持ち白っぽくなってきた。

ところが、酵母菌を投入した2日後の早朝にチェックしたら、60℃に跳ね上がっている。でもアンモニアの臭いはなく、アミノ酸の臭いがしている。つまり、酵母菌液を投入したために水分量が増え、それが温度を上げたということだろう。以前につくっていたぼかし肥料を思い出し、庭にシートを置いて米ぬかぼかしを広げた。こうすると乾燥して、温度が上昇することもなくなる。
晴天なので、攪拌すると表面はすぐに白っぽくなる。1時間おきに何度か攪拌。完全に乾燥はしていないが、元の水切りかごに収納。甘いような匂いは、アルコールの臭いだろうか。


f0086944_14000081.jpg

























翌21日(24日目)になると、外気温に近い5℃に低下。ぼかしは思ったほど白くならなかったが、これで最終段階も終了のようだ。もう1週間もしたら、裏菜園の施肥エリアの土に混ぜ込む。本当はもっと寝かせて放線菌の増殖を待つのだが、もう時間が足りない。ひきつづき米ぬかぼかしをもう1回仕込むので、今度は余裕を持って作業ができそうだ。

忘れてしまいそうなので、発酵肥料の三段階発酵というものを整理しておこう。

☆第一段階 糖化作用(中温 微酸性)  発酵のスターターこうじ菌を投入
☆第二段階 タンパク質・アミノ酸分解作用(高温 アルカリ性)  分解屋の納豆菌の活躍
 【掃除屋の乳酸菌を投入】 抗菌作用を発揮するが、こうじ菌などのカビや酵母菌(真菌類)は影響を受けない
☆第三段階 アミノ酸合成作用(低温 酸性)  合成屋の酵母菌を投入


by 130atm | 2018-03-21 14:17 | 発酵・微生物 | Trackback(3) | Comments(0)
2018年 03月 18日

エンレイソウとオキナグサ


f0086944_17171011.jpg






















朱温鉢のオオバナノエンレイソウが芽を出した。
芽吹いたのは3月12日。今のところ3芽。
室内に取り込んで夏越しさせ、冬はベランダに出しておいたが、腐ることなくまだ生きている。
毎年のように失敗し、毎年購入していたが、今年は買わなくてもよさそうだ。今は3芽でも、さらに芽が出てくるかもしれない。
日差しの強くなる5月には遮光ネットで半日陰をつくっているが、葉は長持ちせず、すぐ枯れてしまう。北海道にくらべて気温が高いからだろうか。


f0086944_17172299.jpg






















もう咲きかけている花もあるが、これを見ても花茎が何個あるのか判然としない。
南向きの花壇のこの日本オキナグサは、一昨年に播種したもので、2年目にはここまで大きくなる。昨年播種したものは、株としてはまだ小さいが、花茎ができている。

マンション裏の花壇にも各種のオキナグサを植えているが、これがうまく育たない。いろいろ工夫してみたが、あるとき、その理由が判った。日当たりがよくないのである。建物の影になるばかりでなく、フェンス際の1本の植栽が大きな影を作っている。だから夏場でもその植栽の影が日当たりを妨げている。いくら土壌改良をして土着菌培養液の潅注や施肥をしても、消えていく道理だ。


by 130atm | 2018-03-18 17:20 | 山野草 | Trackback | Comments(2)
2018年 03月 15日

米ぬかぼかし発酵経過 その3


米ぬかぼかしの発酵段階を判断するのはむずかしい。
頻繁につくっているのならそれも容易だろうが、めったにつくらない私にとっては、段階の見極めと、微生物資材を投入するタイミングがよく分からない。
最初は土着菌培養液を入れるだけで発酵させるつもりだったが、各段階で乳酸菌や酵母菌を投入しないことには、うまく完成させることができないようだ。右往左往しながらの作業は以下のとおり。

米ぬかぼかしに菌糸体コロニーができてから、その増殖は急激だった。
ぼかしの表面のほぼ全面にカビが生えた状態になり、水分の蒸散で乾燥が進み、ひび割れも生じた。
外に持ち出して切り返してみると、その菌は厚さ2センチほどに及んでいた。それを砕きながら水を噴霧して均し、温度計を差し込んでおいた。

温度は下がって30℃ほどになったが、落ち着くとまた温度が上昇。この日も前日同様に63℃になった。
夜になると、かすかにアンモニアの臭いがしているので、慌ててベランダに出した。

翌朝になって見ると、30℃ほどに落ち着いている。水分が蒸散し、外気温も低かったので、発酵の暴走が食い止められたようだ。

米ぬかはかなり黒っぽくなってきた。コロニーがまたできている。切り返すときに、その断面も撮ってみた。


f0086944_14013904.jpg
















f0086944_14015226.jpg




























米ぬかから抽出した乳酸菌液を牛乳に混ぜていたが、ほんのわずかの液ができただけで、過去のように液がきれいに分離していない。そのわずかの液を濾し取って7倍ほどに薄めて500㏄とし、砕いたぼかしに散布し、全体に混ぜ込んだ。
これで発酵の第二段階に入る? それとも第二段階が終了して、第三段階?

その日の夜になって、温度を確認すると、また63℃まで上昇していた。乳酸菌のパワーが弱かったようだ。
そのままにして、翌朝になってみると、温度は55℃ほどに低下している。かぶせておいた新聞紙はグッショリと湿っていた。
午後になってから、全体を切り返した。ぼかしの表面はたくさんの菌糸体コロニーができていて、その下2センチほどまで菌が広がっている。アミノ酸の香ばしい臭いがしているけれど、アンモニアはまだ発生していない。
今日は何も投入せず、切り返して細かく砕いたままにしておく。水分を入れなければ温度が上昇して発酵が暴走することはないだろう。今日の作業はここまで。


by 130atm | 2018-03-15 14:06 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(2)
2018年 03月 12日

米ぬかぼかし発酵経過 その2


f0086944_21272905.jpg






















仕込んでから14日目には60℃に達したが、15日目の朝にはそこここに菌糸体コロニーができはじめていた。これができると、発酵の第一段階は終了だという。そのコロニーはまだ白い菌糸だけのものだった。

切り返しながら温湯を噴霧して水分を維持させたが、米ぬかは今までのようにサラサラではなく、ゴロゴロと柔らかい塊になっている。それを砕きながら切り返した。米ぬかの色がいちだんと濃くなってきた。
数時間後にはぼかしの温度が63℃に上昇。水分が蒸散していったせいか、夕刻になると60℃に落ち着いている。アミノ酸の香ばしい臭いがしていて、ほかの部屋にも漂っている。

朝に切り返してから菌糸体はなくなっていたが、夜になるとまた菌糸体が数多く出現していた。朝とはちがって、白い菌糸ばかりでなく、写真のように薄い青緑色の胞子嚢のようなものもできている。

不安なのは、発酵が進んでアンモニアが発生することだ。米ぬかから抽出した乳酸菌液を牛乳に混ぜ込んだが、牛乳が分離して透明な乳酸菌液ができるまで、間に合うかどうか。


by 130atm | 2018-03-12 21:28 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(5)
2018年 03月 11日

米ぬかぼかし発酵経過 その1


f0086944_21480092.png



















米ぬかぼかしの温度は、その日に確認できた最高の温度を記録している。
温度は、11目にして一気に上昇。仕込んでから暖房のない部屋に置いていたから、室温は12℃ぐらいで、なかなか発酵が開始しなかった。だいぶ以前の記事を見ると、やはり10日ぐらいからやっと温度が上がってきている。発酵が開始しないのは水分が足りないのではないかと思い、切り返しながらたっぷりと水を噴霧したら、翌日の温度が劇的に変化。

米ぬかぼかしというのは、ふつうは油粕や魚粉などを混ぜ込んで、最初は麹菌を入れ、次に納豆菌を入れ、そうして酵母菌を入れるという三段階発酵にもっていくのが基本だ。
今回は、米ぬかと、微生物資材は自家製の土着菌培養液だけで好気性発酵させている。だから、面倒な工程を省いて、一発勝負というところだろうか。これでも発酵肥料にはなるが、発酵が暴走してアンモニアが発生してしまうとまずい。遅まきながら米ぬかから抽出した乳酸菌液を牛乳に入れる算段をしているが、間に合わなければヨーグルトを薄めて投入しようと考えている。

土着菌培養液着菌培養液にはさまざまな土壌微生物が含まれているから、それがどのように顕現してくるかが興味深いところ。各種の菌が百花繚乱状態になればおもしろいが、たぶんそうはならないだろうと思う。土壌菌が死滅する温度までは上昇しないから、発酵が落ち着いてから、あるいはそれが現れてくるかもしれない。


f0086944_21492840.jpg
























これは仕込んでから14日目のクローズアップ。温度が52℃に達したときの米ぬかの景色。
ここまで拡大すると、米ぬかがおいしそうに見える。色はやや濃くなってはいるが、まだ菌糸らしいものは見えない。臭いは香ばしくなっているので、納豆菌のはたらきでアミノ酸が醸成されている段階だろう。
数年前に仕込んだものは、60℃に達した。今回は50℃程度で終わりそうなので、14日目に20倍希釈の土着菌培養液を700ccほど混ぜ込んでみた。温度の上昇は緩慢だったが、夜になってチェックすると、ついに60℃に達した。手を突っ込んだら火傷する熱さだ。
ぼかしの温度が上昇してきたら、希釈した土着菌培養液を投入するのはよくないのかもしれない。温度の上昇によって菌相が変化していくのだから、培養液の微生物がそれを邪魔しそうだ。次回からは温湯だけにしよう。



by 130atm | 2018-03-11 21:56 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 03日

やっと冬も終わり?


f0086944_14143927.jpg


















暴風がおさまり、今日は穏やかな日和になった。それでもまだ10℃に達していない。
ガチガチに凍っていた裏菜園の土も、やわらかく融けている。

凍結していたために2月の切り返しができなかった中央枠は、明日切り返す予定。木枠の高さよりずっと嵩があるので、切り返しはいつも難儀する。かなり日照が広くなってきたので、切り返したあとは透明のビニールをかけて地温を上げ、落葉堆肥の分解を促す。地温が上がれば、フトミミズの卵胞も孵化してくる。
4月になったらもう1回切り返すが、それでも完全に分解した腐葉土にはならない。そのままの状態で5月はじめにはキュウリやナスを定植する。

左右の枠の土は、中央枠の土を振り分けている。これも底から切り返してタネ播きに備える。切り返したら空気を含んで嵩が増す。
右枠手前半分はベビーリーフの無肥料栽培をする予定だが、過去の反省を踏まえ、株間を広くするつもり。密植すると、どうしても葉が大きくならない。肥料を入れない代わりに、自家製の土着菌培養液を最大限活用する。強みは土が深いこと。だから灌水をできるだけ控えて根の伸張を期待しているが、はたして今年はどうなるか。


by 130atm | 2018-03-03 14:17 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(0)