蝴蝶の夢

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2018年 04月 28日

まだまだ?


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毎日、朝昼夕と何度も裏菜園を駐車場から見下ろしている。
頻繁に見ていると、少しも大きくなっていないような錯覚に陥る。
早く大きくなれ! と思ってはならない。ゆっくりと、時間をかけて少しずつ生長していくのがいい。
もう竹酢液と土着菌培養液の混合液を直接散布するのは控えなければいけない。葉にかかると、臭いが残るおそれがある。できるだけ葉にかからないよう、注ぎ口の長い水差しで土に潅注するようにする。

写真は無肥料エリアのベビーリーフだが、収穫までにまだ数日を要する。
肥料を入れたエリアはもっと大きくなっているが、極端に差がついているわけではない。

レタスの栄養価は、リーフレタスが最も多く、半結球のロメインレタスが次に多く、結球するレタスは栄養価が少ないという。それは品種改良されるごとに栄養価が低減してくるからだ。それも、自然農法で栽培したリーフレタスが最も栄養価が高い。3列に植えている赤いロロロッサなどは生長がいちばん遅いが、食味もよく、栄養価も非常に高いといえそうだ。

自然農法で栽培するレタスは、有機栽培の1.5~2倍の時間と手間がかかる。その分、栄養価が何倍も高いという。無肥料エリアのレタスは、とても自然農法と言えるものではないけれど、それでも有機発酵肥料を施肥しているレタスよりは栄養価が高いものと考えている。しかし、肥料をやらなければいい野菜が育つかといえば、そうではない。結局は、いい土壌であるかどうかが大きく関係する。やはり、一にも二にも、土作りなのだ。


【参考】
私たちが自然農法あるいは有機農法で実践してみると、化学肥料でつくるのと比べ、五日~一週間は多く生育日数がかかることが日常的であり、化学肥料は促成的な生育をさせることがよくわかる。促成つまり、じっくり育っていない分、栄養価が低くなるであろうことが、想像できるのである。
また、促成的に育つということは、植物を形作る一つの細胞が間延びしているのである。赤堀栄養専門学校の斉藤進教授は、有機農産物と、一般の農産物で、栄養価や貯蔵性や調理での変化を研究されている。先生の研究によると、(略)、有機農産物の細胞は、しっかりと密に繋がり合っているが、普通の野菜の細胞は間延びしているものが多いという。この違いは調理前と調理後の重量の変化や、貯蔵性の差に現れる。つまり、有機農産物は植物細胞が密に形成されているため、調理中及び貯蔵中における損失や減少量が少ないことがいえるのである。(南埜幸信『自然農法推進宣言』)


by 130atm | 2018-04-28 13:42 | 野菜 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 26日

肥料の力 無肥料の力


肥料で生育を急がせては、味わいのある野菜はできない。

自然農法関係の本に目を通していて、印象に残った言葉が、これだった。
ひとくちに自然農法といっても、そのやり方は、やる人の数だけある。人の考えることは一様ではなく、知識や理念、あるいは洞察、直感、そして経験というものがあり、その人の置かれた土壌環境があり、さらには宇宙観を基に哲学的な論理を構築して農法を考えるという人もいるだろう。そして、その農法に名前をつけ、起業する人もいる。
私のやり方は、ただ試行錯誤というだけで、理念というものがあるわけではない。土着菌培養液を活用したらどうなるか。フトミミズを活用したら土がよくなるのではないか。つまり、何かをやっておもしろがる、というのが、私の行き方だ。

去年も無肥料でベビーリーフを栽培してみたが、成果は出なかった。おもしろくない結果だった。こんなことはもうやめようと思った。
それでもまた始めたくなるのは、どうしたわけだろう。硝酸態窒素のことが気にかかるのか。それとも、もう一歩踏み込むだけの知識や意欲が蓄積されてきたのか。あるいは、何か人を惹きつけるものが無肥料栽培にはあるのか。


マンション裏菜園右枠のベビーリーフ。コンクリの擁壁に面した後ろ半分(北側)の様子。施肥してあるエリア。

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同じく手前半分(南側)の様子。施肥しない無肥料のエリア。

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北側と南側とでは、明らかに生育の度合いに差がついている。
肥料で生育を急がせては味わいのある野菜はできない、というから、生育が早ければよいというものでもない。肥料の力を借りて生長したものと自力で生長したものとでは、やはりどこかちがってくるのではないだろうか。

播種の失敗がひとつ。
無肥料エリアの左から3列目。手前がレッドオークで後ろ半分にグリーンオークを播いたつもりだったが、まちがって、その左の列と同じグリーンロメインを播いてしまっている。 ・・・・・ いよいよ私もボケはじめたか。


【参考】
植物の根の自作自演で作物は生長
植物は、光合成などの同化作用によって生まれた物質の一部を、根の表皮細胞から高分子の有機物(ムシゲル)として放出している。このムシゲルはC/N比が高く、チッソ固定菌や菌根菌などの活動を促進している。これらの微生物が外界から集めてくるチッソやリン酸などの量ははかりしれない。
また、意外に多いのが根の脱落細胞。地中には、作物自身がどんどん根を張らし、新陳代謝して細胞を脱落させる。ときには枯死した残根という形でも地中に有機物を供給する。これらはムシゲルとは逆にC/N比が低いため、タンパク質分解微生物が根圏を取り巻いて活性化し、その働きによって多量のアンモニアを生成させている。
このように、根が分泌した有機物は、新しい物質へと変化し、根に再吸収されていく。植物は自らが生き繁栄するために、周りの土壌と微生物を根の働きによって豊かにし、そこから自らが生長する糧(肥料)を得るという、まさに自作自演で生長するような仕組みを持っている。(『現代農業』 2005.10)



by 130atm | 2018-04-26 09:46 | 野菜 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 24日

雨の裏菜園


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ひさしぶりの雨が降っている。気温は13℃ほどで、寒い。
マンション裏の菜園は、水を得て生き生きしている。
右枠のベビーリーフは本格的に育ってきた。色鮮やかだが、まだ収穫できるほどにはなっていない。

5月になったら、左枠手前半分にもベビーリーフを播種する。その奥半分はナスの場所。
中央枠にもナスを1本植えるが、大量の落葉堆肥も熟成してきたので、フトミミズも喜んでいるだろう。
もう地温を上げる必要もないので、ビニールシートは撤去した。

今年も90%の遮光ネットを買ってきた。というのは、雨風や潅注にさらしているうちに、このネットは縮むのである。縮んで両脇に隙間ができるので、今回は実寸以上の幅で裁断した。


by 130atm | 2018-04-24 13:23 | 野菜 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 22日

パープルリーフは花盛り


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しつこくパープルリーフの写真を。
たくさん咲いているけれど、全体像を撮っても、いい絵にならない。
かといって、近づきすぎても、決まらない。この辺がいいところか。

今日は仙台市出身の羽生結弦君の祝賀パレード。前日から場所を確保している人たちもいる。
市役所近くの勾当台公園や定禅寺通りではオープンカフェやベーカリーショップ、ファーマーズマーケットで賑わっている。市の中心部はお祭り騒ぎだろう。


by 130atm | 2018-04-22 11:41 | 山野草 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 20日

米ぬかぼかしはそのまま発酵?


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米ぬかだけのぼかしを2回つくった。
1回目は定石どおり、3段階発酵をさせ、酵母菌で覆われるところで終了した。
2回目は、土着菌培養液を混ぜ込んで発酵させただけで、乳酸菌も酵母菌も投入しなかった。

段階を踏まえず、そのまま発酵させたらどうなるか。
最終的には、緑や黄色の菌が繁殖した。緑はきっとトリコデルマ菌で、黄色は黄麹菌ではないかと思う。
水切りかごの中のぼかしは乾燥が均一ではないから、上下を切り返してみると、菌が埃のようにモウモウと立ち上がった。慌ててマスクをし、庭にシートを広げてぼかしを広げ、攪拌。そうして、1回目につくったぼかしをその上に投入し、全体を混ぜ込んだ。それが写真の様子。1回目のぼかしは酵母菌に覆われたままで落ち着いている。

様々な土着菌がそのまま繁殖してぼかしを覆ったら、そのほうが面白そうだ。通常は最初に麹菌を入れ、乳酸菌で落ち着かせ、酵母菌を入れて最終段階の発酵が終了する。これでは菌の種類が少ない。私がつくった土着菌培養液で発酵させるのであれば、このまま発酵を継続させて、最終まで持ち込むのがいいのではないか。途中で発酵が暴走してアンモニアが発生することもなかったから、これが米ぬかだけの正しい発酵と言えるのではないかと思う。

これを裏菜園の落葉堆肥に混ぜ込むと、土はどうなっていくのだろう。米ぬかに土着菌培養液を染みこませただけのものを落葉堆肥に混ぜ込んだら、菌が広がって、土が固まった。米ぬかぼかしを混ぜ込んでも、やはりそうなるのだろうか。これはやってみないことには分からない。5月に入ってからキュウリやナスを植え付ける予定だから、その前に、裏菜園の中央枠にこの米ぬかぼかしを入れ、表層に混ぜ込んでおく。


by 130atm | 2018-04-20 11:57 | 発酵・微生物 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 19日

本日の食材


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大学に入って、京都山科の下宿に住んだ。
最初の夏休みには、個人的な事情があって、秋田の実家には帰らず、ずっと京都で過ごした。
周辺にはいい食堂がなく、決まった店に行っては、毎日紙のように薄いトンカツを食べていた。
たぶんそれが、トラウマになったのだろうと思う。
昨日は豚のヒレ肉を買い、分厚く切ってトンカツにした。しっかり火を通したが、肉が厚すぎて、少し食べにくかった。

今日は木曜日だから、仙台朝市に家人と出かけた。
ホヤを食べたかったが、まだ旬ではないので、大きいものは高い。かえってスーパーのほうが、立派なホヤが100円で売っていることもある。
本日のお買い得は、写真のボッケ。正式名称はケムシカジカ。1匹ずつパックされていたものを2匹購入。500円也。
生食用と書いてあったが、たしかに新鮮だった。これを捌いてぶつ切りにし、鍋にした。
頭も半分に割って、土鍋に投入する。頭は複雑なので、食べるのは私の係。
全部は鍋に入らないので、湯通ししたものを冷蔵庫に保存。明日鍋に足すのである。
ゴボウのささがき、ニンジン、大根、マイタケ、ネギ、そして春菊を鍋に入れる。カツオの顆粒だしと、会津味噌を入れてボッケ鍋の完成だ。

毎日ではないが、主菜はだいたい私が料理する。ボケ防止にはボッケ汁? 料理はボケ防止になるというが、本当だろうか。


by 130atm | 2018-04-19 20:58 | 料理 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 17日

泉ヶ岳の山野草 2018 その1


予定していたとおり、今日の午前に泉ヶ岳の山野草を見ようと出発。
時期的にはまだ早いが、泉ヶ岳の山頂にはほんの少し雪が残っているだけなので、麓はすっかり雪が消えていると考えた。
薄曇りの柔らかい光、風もなく、絵に描いたような行楽日和。


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ニリンソウやキクザキイチゲの咲き乱れる原野に入った。
雪が消えて間もないようで、小川は雪解け水で水量が多い。ニリンソウはまだだし、キクザキイチゲも一部に咲いているだけ。所々にウバユリのテラテラした葉が見える。川の縁にもわずかだがショウジョウバカマが咲いていた。夏には鬱蒼と草が生えている場所だが、今の時期はまだ地中で芽を出す準備中のようだ。最初に出てくるニリンソウが終わると、次々に交代して別の植物がのびてくる。土の下には、いろんな植物の根や根茎がひしめき合っている。

ウグイスの鳴き声を聞きながら、芳の平水芭蕉群生地に向かった。


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ここにはショウジョウバカマも咲いていた。

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案内板に見頃は4月中旬からと書いてあったが、ほかには私ぐらいの男性がひとりだけ。彼が言うには、今年は1週間ほど早いとのこと。ここは宮城県では最大規模の群生地。そのうち、老人クラブや介護施設などの団体も押し寄せてくる。

歩いて戻り、原野の別の場所に。
そこはたくさんのキクザキイチゲが咲く場所だが、まだ早かった。しかし、もうカタクリはあちこちに咲いている。


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気がかりだったブユも、まだほとんど発生していなかった。ここへ来るときには、防虫スプレーや虫刺され軟膏が必携。
タチカメバソウやヒトリシズカなどを見るには、月末あたりからになりそうだ。


by 130atm | 2018-04-17 16:25 | 山野草 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 16日

朱温鉢のパープルリーフ


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Colydalis flexuosa ‘Purple Leaf’


コリダリス・フレクスオーサ ‘パープルリーフ’の花がたくさん咲き始めた。
花の色が濃い。濃い赤紫。
風が強かったが、かろうじて1枚は使えるものが撮れた。
無風であれば、もっと近寄って撮ることもできる。パープルリーフには何度でもチャレンジ。


by 130atm | 2018-04-16 09:30 | 山野草 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 15日

ベビーリーフは厳しく育てる


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裏菜園のベビーリーフが出芽してから、1週間ほど水やりを止めてみた。
土の表面はカラカラに乾いているが、少し掘ると黒い土が現れる。ということは、まだ十分に土が水を含んでいるということ。まだまだと思って様子を見ていると、土に亀裂が生じてきた。土が乾いて縮み、ひび割れができてきたのだ。これでもまだまだと水やりを見送っていたら、ついに雨が降った。

今朝には雨があがったので、芽の出ていないところにセルトレイの予備の苗を移植した。すると、フトミミズの小さな幼体の死骸があちこちにあるではないか。数えたわけではないが、20匹以上はあっただろうか。土が深くまで乾いてしまい、地上に出てきても生きるすべがなく、ついに死んでしまったようだ。ベビーリーフの根をのばすことばかり考え、フトミミズへの影響に思いが及ばなかった。あちらを立てればこちらが立たず。可哀相なことをした。

写真は今日の午前中の光景。この段階までは生長がきわめて遅いが、施肥エリアと無施肥エリアとではやはり育ちがちがう。もう数日したら間引きをするが、本格的に生長をはじめるのはそれから。


by 130atm | 2018-04-15 11:31 | 野菜 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 14日

落葉堆肥とフトミミズ


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マンション裏菜園の落葉堆肥はかなり発酵が進んで、黒々としてきた。
表層を掘り返してみると、写真のようにフトミミズの幼体が出てくる。シマミミズとちがって、透明感のある身体だ。
落葉堆肥の分解度は、市販の腐葉土よりも進んでいるように見える。手で触れると、ホカホカと温かい。米ぬかも混ぜ込んでいるし、日中は太陽光がビニールシートを透過して地温を上げるから、夜でも温かい。

自然界よりも、裏菜園のフトミミズの卵胞の孵化は早い。暖かくなるこの時期から、急速に生長してくる。6月から7月にかけての梅雨時には、もう成体に近い大きさになるだろう。
びっくりするほどの数がいるわけではないが、オオミスジコウガイビルの被害さえ少なければ、来年の同時期にはどれだけの数が見られるのか、想像できない。

理想的な団粒構造の土は、やはりフトミミズの糞塊だろう。このフトミミズが大きくなれば、やがてこの落葉堆肥は糞塊で覆われる。この糞塊は肥料分ばかりでなく、土壌微生物もたくさん含まれている。この堆肥を仕込んだときから土着菌培養液をかなり散布してきた。ここには千両二号とキュウリを植えることにしているが、特にナスの生長がどこまでつづくのか、興味のもたれるところだ。


by 130atm | 2018-04-14 13:17 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(0)