蝴蝶の夢

bongai.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2018年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧


2018年 11月 13日

堆肥で過敏性肺炎?


f0086944_11385773.jpg





















落葉堆肥を仕込んでから1週間が経過したので、1回目の切り返しをした。
それまで堆肥の温度は40℃ほどに上昇していたから、熱で水分が蒸散し、堆肥の中は乾いているはず。表層部分だけ最初に切り返して覆っている土と混ぜ込み、水をかけて浸透させてから切り返そうと考えた。

切り返しに着手したら、モウモウと煙が舞い上がった。煙の正体は、発酵した米ぬかから飛散する土壌微生物だ。無風だから煙が移動せず、その煙をまともに吸い込むことになった。できるだけ呼吸を抑えながら表面の切り返しを終え、EM活性液を混ぜた水を如雨露4杯分(32リットル)かけ、本格的な切り返しに入った。

まだ1週間目だから、発酵にムラがあって、米ぬかがそのままのところもある。切り返しているあいだにも微生物の煙が立ち上がった。発酵臭も拡散し、着ているものや髪の毛、皮膚にも付着していて、家人から「臭ってる」と言われた。
数時間かけて切り返しを終え、シャワーで全身を洗ったが、手についた臭いがなかなか消えない。着ていたものは全部洗濯かごに。

心配だったのは、堆肥と肺炎の関係だった。だいぶ前に、堆肥を扱う農家で、微生物が原因の肺炎にかかる人がいるという話をどこかで見たことがあった。慢性的なもので、堆肥を扱うごとに土壌微生物を吸い込むのが原因だという。
モウモウと立ち上がる微生物をまともに吸ったので、変な咳が時々出る。このままおさまればよいが、肺炎にでもなったら大変だ。


写真は、切り返し終わった堆肥に土をのせ、ブルーシートで覆った光景。
この木枠の中で切り返しをしたため、堆肥がこぼれないように畦板を挿し込んでいる。数日すれば堆肥の嵩は落ち着いてくるので、畦板をはずす。雨が堆肥にしみ込まないよう、風に飛ばされないようにシートはしっかり固定しておく。
春まで1ヶ月に1回、水分調整をしながら切り返していく。


by 130atm | 2018-11-13 11:40 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2018年 11月 08日

プランターのベビーリーフは


もう収穫を始めている。冬期間の新鮮野菜として、ベビーリーフはありがたい存在だ。
ベビーリーフは密植して栽培するものだが、長期間の収穫になるので、今まで以上に株間をあけて播種してみた。


グリーンロメイン、グリーンクリスピー、レッドロメイン。見た目にはきれいだが。

f0086944_13162516.jpg





















グリーンオーク、レッドオーク。株間が開きすぎ!

f0086944_13163435.jpg





















ロロロッサ。この育ちが遅い。

f0086944_13171579.jpg





















アイスバーグレタス。徒長ぎみ。気温も関係しているのか。

f0086944_13172433.jpg






















全体的に見たところ、株間が開きすぎている。有機発酵肥料を仕込んでいるので、育ちは悪くない。4月いっぱいまで収穫するつもりだから、途中で追肥も必要になる。
ベビーリーフを半年も栽培しつづけることなんて、できるだろうか。たぶんできる。トウ立ちしなければそれは可能だ。しかし、根腐れになって消えていくものも出てくる。施肥するのも面倒になってメンテナンスがおろそかになるから、最後は悲惨な状態になる。

冬場のプランター栽培は、ビニールを開け閉めするのが面倒だ。天気がよいと蒸し焼きになるから、熱が逃げるように開けなくてはならない。
もう虫はつかないだろうと思っていたら、食べるときに小さな青いイモムシがついていたのでビックリ。小さな蛾が産卵していたのだろう。


by 130atm | 2018-11-08 13:22 | 野菜 | Trackback | Comments(0)
2018年 11月 06日

園芸は格闘だ!


落葉堆肥の仕込みが完了した。


f0086944_21460604.jpg























米ぬかがまぶされているのが分かる。


f0086944_21461620.jpg























中央枠にまず山の落葉を1袋投入。乾いているので水をかけて撹拌し、少し葉が湿ったところに土着菌培養液とEM活性液(拡大培養液)の希釈液を散布して、もういちど撹拌。しんなりしたところで米ぬかを撒き、さらに籾殻を撒いて全体に混ぜ込む。そうして落葉が見えなくなる程度に土をかぶせる。そういう仕込みを4回繰り返した。下層から、山の落葉、桜の落葉、山の落葉、最後に桜の落葉。30キロの米ぬかは残らなかった。

木枠の高さ以上の嵩になるから、畦板をはめて積み上げた。これはほぼ目論見通りの嵩。これだけ積み上げても、完全に分解すれば半分近くの嵩になる。
最後に落葉が見えなくなる程度に土をかけ、そこに水を散布してブルーシートをかけておいた。
10時から開始して、夕方の4時に終えることができた。この作業はかなり力仕事で、まさに園芸は格闘だ! 腰に疲労がきている。

土着菌培養液は、休眠中の原液を拡大発酵させたばかりのものを使用したが、完全に発酵が終了しておらず、まだ泡が発生している。今回はEM活性液を併用。これは嫌気性微生物が主なので、好気性微生物を補完するものとなる。
培養液の中の微生物は、時間の経過とともに死滅していくようだ。古くなった培養液の生菌率はかなり低下していると言われている。使用期限を決めておくか、一定期間が経過したらまた糖蜜と水を加えて拡大発酵させるかして、生菌率を維持させる必要があるだろう。

1週間から10日後には最初の切り返しをするが、これもかなりきつい。菌がまわって落葉が固まりになっているから、それをほぐしながらの作業になる。


【参考】
筆者の研究室では、微生物資材の品質管理について研究しています。分析法のひとつに、微生物の「活きの良さ」を調べる方法があります。生菌と死菌を染め分ける蛍光染色法を用いて市販の微生物資材を調べると、とんでもないことが分かってきました。写真(省略)は一例で、ほとんどが死菌です。きっと製造したては生菌ばかりだったのが、流通期間中にほとんど死滅したのでしょう。液体の製品(14点)では生菌率が平均28%、粉末の製品(9点)では44%でした。中には生菌率が1%以下というものさえありました。これでは、いかに優れた微生物でも期待される効果を出すのは難しいでしょう。このような現状を考えると、とりあえず利用者としては、表示のしっかりしている製品を選び、自分でも効果を確認しながら使う必要があります。(佐賀大学農学部教授 染谷孝 『農業共済新聞』2013年6月2週号掲載)


by 130atm | 2018-11-06 12:00 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(2)
2018年 11月 02日

船形山で落葉を


山に行けばいくらでも落葉がありそうなものだが、大量に溜まっているところは意外に少ない。
桜の落葉だけでは足りないので、行き慣れた船形山まで取りに行ってきた。片道1時間少々。

雨模様だったので落葉が湿っているが、カラカラに乾いているよりも、たくさん詰めることができる。
登山口の駐車場のすぐそばにはたくさんの落葉がたまっているし、少し奥の旗坂キャンプ場にも大量の落葉がある。
ここを何往復かして駐車場の車のところまで担いでくる。
袋は2つだが、ひとつの袋に2回分をギュウギュウ詰めにした。それを車に積み込む。ステーションワゴンタイプだから、難なく押し込むことができる。でも、湿っているし、ギュウギュウ詰めにしたので、重かった。この車は、落葉を積み込むことを前提に選んだ。車にはこの袋を4つ入れ込むことができる。ふつうの乗用車ではこうはいかない。


f0086944_13492776.jpg

























山の落葉は特に小枝が多く混じっている。台風などの強風で折れるからだ。大きなものは取り除いてから袋に詰めるが、小さなものは堆肥の切り返しのときなどに取り除く。

堆肥づくりの落葉は単一ではなく、何種類も混じっていたほうがよいとされる。私は桜をメインにして、山の落葉を加える。桜は落葉堆肥には向かないとされているが、これはフトミミズがよく食べるからだ。フトミミズは何の落葉が好きか、それは分からない。確かなのは、分解途中の桜の落葉を食べるということ。好物ではないのかもしれないが、私は堆肥の材料として重視している。


帰路の風景。今年は紅葉が遅い。


f0086944_13494206.jpg























途中に「風早峠の水」という沢水を汲むところがある。パイプからは勢いよく水が出ている。左の赤い箱に少々のおカネを入れ、持参の白いタンクに水を入れてきた。これで明日のコーヒーを淹れる。


f0086944_13501193.jpg


by 130atm | 2018-11-02 14:01 | 発酵肥料・堆肥 | Trackback | Comments(4)